10月17日(現地時間)に行なわれたポルトガル・リーガNOS第4節で、ポルトは敵地でスポルティングと2-2で引き分けた。
この上位決戦で、ポルトの中島翔哉が今季初のベンチ入りを果たした。しかし、5人の交代枠に彼が含まれることはなく、久々のプレーは次戦以降にお預けとなった。
とはいえ、ベンチ入りは大きな一歩と言えよう。今年5月に家族への新型コロナウイルスの感染リスクを避けるためという理由でチームからの離脱が報じられてからは、個別での練習、チーム練習合流などのニュースは届くものの、一方でセルジオ・コンセイソン監督との関係悪化の噂や、去就に関する様々な憶測が流れたりしていたことを考えればなおさらだ。
ポルトの地元紙『O Jogo』も、「クラシコで中島の孤独な旅が終わった」と題した記事で、助っ人日本人について報じている。
「過去7か月間、チームや試合から遠ざかっていた中島が、S・コンセイソン監督から招集を受け、スポルティングとの『クラシコ』でベンチに座った。
"ナカ"が最後にこの状況を楽しんだのは、今年3月7日のリオ・アベ戦で、そこからリーグはコロナのために延期となった。
彼はまだ、復帰に向けてトレーニングをしている最中だが、家族のために長くチームを離れて、自身を隔離していた状況は終わった」
同メディアは、S・コンセイソン監督が「中島にウォームアップをさせていたが、別のオプションを選択した」と報じるも、決して冷遇したという意味ではなく、「クラウディオ・ラモス、ファビオ・ビエイラ、ジョアン・マリオ、エバニウソンではなく、中島をベンチ入りメンバーに選んだ」と続けている。
ポルト加入以降は、ピッチの内外で困難に直面してきた中島だが、ここからリスタートを切り、真価を発揮することが期待される。
チームは21日にチャンピオンズ・リーグのマンチェスター・シティ戦、24日にリーガNOSのジウ・ビセンテ戦を控えているが、背番号10のドリブラーはメンバーに名を連ね、その技を披露する機会を得られるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
この上位決戦で、ポルトの中島翔哉が今季初のベンチ入りを果たした。しかし、5人の交代枠に彼が含まれることはなく、久々のプレーは次戦以降にお預けとなった。
とはいえ、ベンチ入りは大きな一歩と言えよう。今年5月に家族への新型コロナウイルスの感染リスクを避けるためという理由でチームからの離脱が報じられてからは、個別での練習、チーム練習合流などのニュースは届くものの、一方でセルジオ・コンセイソン監督との関係悪化の噂や、去就に関する様々な憶測が流れたりしていたことを考えればなおさらだ。
ポルトの地元紙『O Jogo』も、「クラシコで中島の孤独な旅が終わった」と題した記事で、助っ人日本人について報じている。
「過去7か月間、チームや試合から遠ざかっていた中島が、S・コンセイソン監督から招集を受け、スポルティングとの『クラシコ』でベンチに座った。
"ナカ"が最後にこの状況を楽しんだのは、今年3月7日のリオ・アベ戦で、そこからリーグはコロナのために延期となった。
彼はまだ、復帰に向けてトレーニングをしている最中だが、家族のために長くチームを離れて、自身を隔離していた状況は終わった」
同メディアは、S・コンセイソン監督が「中島にウォームアップをさせていたが、別のオプションを選択した」と報じるも、決して冷遇したという意味ではなく、「クラウディオ・ラモス、ファビオ・ビエイラ、ジョアン・マリオ、エバニウソンではなく、中島をベンチ入りメンバーに選んだ」と続けている。
ポルト加入以降は、ピッチの内外で困難に直面してきた中島だが、ここからリスタートを切り、真価を発揮することが期待される。
チームは21日にチャンピオンズ・リーグのマンチェスター・シティ戦、24日にリーガNOSのジウ・ビセンテ戦を控えているが、背番号10のドリブラーはメンバーに名を連ね、その技を披露する機会を得られるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部