11月13日(現地時間)に行なわれた国際親善試合のパナマ代表戦で、日本代表は1-0の勝利を収めた。
久保建英は代表10試合目を先発出場で飾り、71分に浅野拓磨と交代するまで、幾つかの効果的なプレーを披露している。所属先のビジャレアルは公式ツイッターで「1-0で勝利したパナマ戦でスターターとなった」と綴り、これを喜んだ。
注目の19歳が見せた最も重要なプレーは、やはり61分の決勝ゴールに繋がった縦パスだろう。これがペナルティーエリア内に走り込んだ南野への、相手GKのファウル(=PK)を誘発した。
久保本人は「遠藤(航)選手から良いボールが来たので、あとは前を向き、南野選手の良い動き出しもあったので、パスを出すだけでした」と謙遜しているが、海外メディアはこのプレーを高く評価している。
彼の主戦場であるスペインの日刊紙『AS』は「このビジャレアルの選手は先発出場し、試合を通して多くの攻撃に絡んだ。そして試合を決めるPKを生むパスを通した」と記述。一方、パナマと同じ中米国としてライバルの戦いに注目していたコスタリカ(先月の親善試合でパナマに2連敗)のメディア『DIARIO Extra』は、以下のように褒め称えた。
「前半にも南野に“手品のよう”で“天才的”な浮き球のパスを出したレアル・マドリー所有の選手は、後半、(センチメーターパスならぬ)『ミリメーターパス』を通してみせた」
背番号17はまた、66分に左サイドで2人のDFの間をドリブルで切れ込み、置き去りにする技も披露したが、前述の『AS』紙は「相手の身体のサイズは2倍ほどあったが、久保を止めるものは何もなかった」と称賛し、特筆すべきプレーを集めた動画も公開している。
同メディアは久保がフィジカルで勝る相手を手玉にとったことを「彼は方法を見つけた」と表現したが、ブラジルのメディア『globo.com』もこの点を高く評価。「うまく動き、フィジカルの高いにも負けなかった。幾つかのファウルに苦しみながらも、常に冷静で客観的にプレー。そして南野のPKを生むパスで試合を決した」と評した。
ゴールを生み出すプレーには、久保も満足感を示していたが、「パスは出せるけど、自分も欲しいということを、どんどんアピールしていきたい」と語ったように、自身のゴールへの意欲も強くしているようだ。次は17日のメキシコ戦。今回、スタメンだった久保にどれだけの出場機会が与えられるか分からないが、新たな高みへの到達が期待される。
構成●THE DIGEST編集部
久保建英は代表10試合目を先発出場で飾り、71分に浅野拓磨と交代するまで、幾つかの効果的なプレーを披露している。所属先のビジャレアルは公式ツイッターで「1-0で勝利したパナマ戦でスターターとなった」と綴り、これを喜んだ。
注目の19歳が見せた最も重要なプレーは、やはり61分の決勝ゴールに繋がった縦パスだろう。これがペナルティーエリア内に走り込んだ南野への、相手GKのファウル(=PK)を誘発した。
久保本人は「遠藤(航)選手から良いボールが来たので、あとは前を向き、南野選手の良い動き出しもあったので、パスを出すだけでした」と謙遜しているが、海外メディアはこのプレーを高く評価している。
彼の主戦場であるスペインの日刊紙『AS』は「このビジャレアルの選手は先発出場し、試合を通して多くの攻撃に絡んだ。そして試合を決めるPKを生むパスを通した」と記述。一方、パナマと同じ中米国としてライバルの戦いに注目していたコスタリカ(先月の親善試合でパナマに2連敗)のメディア『DIARIO Extra』は、以下のように褒め称えた。
「前半にも南野に“手品のよう”で“天才的”な浮き球のパスを出したレアル・マドリー所有の選手は、後半、(センチメーターパスならぬ)『ミリメーターパス』を通してみせた」
背番号17はまた、66分に左サイドで2人のDFの間をドリブルで切れ込み、置き去りにする技も披露したが、前述の『AS』紙は「相手の身体のサイズは2倍ほどあったが、久保を止めるものは何もなかった」と称賛し、特筆すべきプレーを集めた動画も公開している。
同メディアは久保がフィジカルで勝る相手を手玉にとったことを「彼は方法を見つけた」と表現したが、ブラジルのメディア『globo.com』もこの点を高く評価。「うまく動き、フィジカルの高いにも負けなかった。幾つかのファウルに苦しみながらも、常に冷静で客観的にプレー。そして南野のPKを生むパスで試合を決した」と評した。
ゴールを生み出すプレーには、久保も満足感を示していたが、「パスは出せるけど、自分も欲しいということを、どんどんアピールしていきたい」と語ったように、自身のゴールへの意欲も強くしているようだ。次は17日のメキシコ戦。今回、スタメンだった久保にどれだけの出場機会が与えられるか分からないが、新たな高みへの到達が期待される。
構成●THE DIGEST編集部