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日本代表

MFとして進化中の南野拓実。専門メディアは「ジョッタの役割を果たせる」と期待

THE DIGEST編集部

2020.12.16

MFでの起用が続く南野。ケガ人多発の状況のなかで出番は増えそうだ。(C)Getty Images

MFでの起用が続く南野。ケガ人多発の状況のなかで出番は増えそうだ。(C)Getty Images

 リバプールの南野拓実は、プレミアリーグ第12節のフルアム戦で後半より左インサイハーフとして出場。試合は昇格組相手の1-1という結果に終わったが、彼自身は効果的なプレーも見せ、現地メディアからも概ね高評価を得ている。

 初めて中盤でプレーした10節ブライトン戦では酷評されるプレーに終わるも、3戦目を迎えて慣れてきたのか、精力的な動きや攻撃面での創造性がうまく活きるようになった彼について、「新境地を切り拓いた」と見る者は少なくない。

 ユルゲン・クロップ監督はチャンピオンズ・リーグのミッティラン戦後、南野について「2戦目にして見違えるように良くなった」と褒め称えた。指揮官が今後もMFとして起用し続けるのかは定かでないが、南野の“引き出し”が増えたのは明らかである。

 適応力を示した25歳の日本人について、リバプールの専門メディア『Rousing The Kop』は、さらなるステップアップを果たすチャンスが彼にもたらされるかもしれないと綴っている。

 そのきっかけは、今季加入していきなりブレイクし、リバプール自慢の「フロントスリー(モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ)」の一角に食い込んできたディオゴ・ジョッタがミッティラン戦で膝を痛めて戦線を離脱したことだ。全治まで最長2か月とされ、最大13試合の欠場を余儀なくされるかもしれないという。
 
 このポルトガル代表アタッカーの不在は、過密日程に突入している中で、南野の出場機会にも大きな影響を与える。クロップ監督のフロントスリーへの信頼は厚いものの、彼らだけで全試合を乗り切るのは難しく、ジョッタ、さらにはジェルダン・シャキリも負傷中ということで、南野が「サブ組」のファーストチョイスとなり得る。

 そしてこれが、「南野のベストを引き出す」ことになるという。

「ジョッタの代わりとして、彼がここまで見せてきたフリーで動き回る役割を受け継ぐことが、南野に利益をもたらす。なぜなら、それはレッドブル・ザルツブルクで『最終兵器』だった時代、彼が高レベルな(右)MFとして見せていたプレーだからだ」

「ジョッタがいなくても、南野は彼同様の役割を果たせる」と断言する同メディアは、「日本のスター選手は、まだ期待されるほどの域に達していないが、得意な位置でプレーすることで、試合の中で驚異をもたらせる」と締めている。

 これに対し、同じく専門メディアの『Liverpool.com』は、南野の中盤起用を「理に適ったもの」と捉え、今後も継続される可能性があると報じた。

 一方、大手メディア『ESPN』は「ジョッタの欠場で、フロントスリーの休息時間が減るため、南野とディボック・オリギに、FWのローテーションに参加する価値があることを示す機会が生まれた」と見ている。

 いずれにせよ、大事なのは与えられたチャンスを活かせるか否かである。一時はかなり厳しい状況に追い込まれた南野が、今季開幕時のような期待を周囲に与え、「フロントスリー」「FAB4」といった傑出したユニットに絡めるかどうか、今が正念場と言えよう。

構成●THE DIGEST編集部

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