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海外サッカー

C・ロナウドが欧州トップクラブへの移籍を画策か。伊記者が見解「ユベントスは自身のレベルと不釣り合いと…」

THE DIGEST編集部

2021.03.14

2022年までのユベントスとの契約が残るC・ロナウド。「ユベントスに対して忠誠を誓っている」と報じるメディアもあるが…。(C)Getty Images

2022年までのユベントスとの契約が残るC・ロナウド。「ユベントスに対して忠誠を誓っている」と報じるメディアもあるが…。(C)Getty Images

 ユベントスは現地時間3月9日に行なわれたチャンピオンズ・リーグのラウンド・オブ16第2レグでポルトに3-2で勝ったものの、合計スコア4-4、アウェーゴールの差で敗退が決まり、早々に欧州制覇の夢は潰えた。

 格下と目されるチーム相手(しかも第2レグでは54分にメフディ・タレミが退場処分……)の敗北で、アンドレア・ピルロ監督をはじめ、チーム全体に批判が浴びせられている中、エースのクリスチアーノ・ロナウドにも多くの厳しい声が寄せられている。

 自身6個目のビッグイヤー獲得を目指す36歳のストライカーは、母国のクラブ相手の2試合ではひとつのアシストだけにとどまるなど、攻撃面で結果を残せず。さらに第2レグのポルトの2点目となったセルジオ・オリベイラのFKでは、壁に入ったC・ロナウドが背を向けてジャンプして足元を抜かれたことで、守備面でもバッシングを受けることとなった。
 
 ファビオ・カペッロ、アレッサンドロ・デル・ピエロといったクラブOBも苦言を呈し、元会長のジョバンニ・コボッリ・ジリは「契約したのが間違いだった」とまで言い切るなど、5度のバロンドール受賞者に対する風当たりは厳しい。

 一方、C・ロナウド側も今回のCL敗退には大きな失望を抱いていると噂されており、スペインのスポーツ紙『AS』などで、古巣レアル・マドリーへの復帰に向けてクラブと選手がコンタクトを取っていると報じられ、ユベントスが要求する移籍金として2900万ユーロ(約約36億円)という具体的な金額が明記された他、同じく古巣のマンチェスター・ユナイテッド、さらにパリ・サンジェルマンなどが新天地候補として名が挙がっている。

 また、イタリアのジャーナリストで、国内外の複数のメディアで活動するタンクレディ・パルメーリ氏は、「C・ロナウドの関係者からの情報によると、彼はユベントスについて、自身とレベルが釣り合っていないと考えており、新たな移籍先となる欧州のトップクラブを探している」とコメントしている。
 
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