リーグ・アンのオリンピック・マルセイユに所属する酒井宏樹が今夏マルセイユを退団し、浦和レッズに加入する見込みであると、複数メディアが報じた。
もし実現すれば、2012年に柏レイソルからドイツへと旅立って以来、9年ぶりのJリーグ帰還となる。この間ハノーファーとマルセイユの2クラブでプレーし、17-18シーズンのヨーロッパリーグ決勝進出や、18-19シーズンのファンが選ぶ年間クラブMVP選出など、過去に欧州へ渡った日本人の中でも屈指の功績を残すと同時に、代表チームでも不動の右SBの地位を確立した。
酒井の契約が2022年6月までであることや、3月に着任したホルヘ・サンパオリ監督の戦術とのミスマッチなどを背景に、酒井の今夏の退団の可能性は、現地では度々報じられていた。今回の日本での報道を受けて、現地フランスのメディアも反応している。
スポーツメディア『RMC SPORT』は、「我々の情報によれば、サカイは本当にマルセイユを離れたがっている。彼はそれを監督に伝え、チームメイトの数人にはそのことを隠していない。この日本人は、時に怪我もあり、フィジカルが不安定な状態で多くの試合をこなす中で、彼自身大きく貢献し、多くを耐えてきたと感じている」と、退団はやはり決定的であると伝えた。
また、サッカーを専門に扱う『SO FOOT. COM』は、早くもマルセイユでの酒井の日々を振り返っている。
「彼がマルセイユに残したものはなんだろうか? 181試合に出場し、(2016年からオーナーを務める)フランク・マコートの時代において最も起用された選手だ。サカイは才能よりも何よりも、闘争心と責任感によって輝いた」
また同記事は、17-18シーズンのヨーロッパリーグ準々決勝RBライプツィヒ戦で追加タイムに決めたダメ押し弾を挙げ、「いつまでも残る痕跡だ」と伝えた。酒井のプレーは、良い思い出の一つとして印象に残っているようだ。
ヨーロッパで確かな爪痕を残した酒井は、今季も公式戦45試合中37試合に出場するなど、ベテランとなった今でもその実力はまだまだ欧州レベルだ。もし帰国が本当ならば、そのプレーは必見だ。
構成●THE DIGEST編集部
もし実現すれば、2012年に柏レイソルからドイツへと旅立って以来、9年ぶりのJリーグ帰還となる。この間ハノーファーとマルセイユの2クラブでプレーし、17-18シーズンのヨーロッパリーグ決勝進出や、18-19シーズンのファンが選ぶ年間クラブMVP選出など、過去に欧州へ渡った日本人の中でも屈指の功績を残すと同時に、代表チームでも不動の右SBの地位を確立した。
酒井の契約が2022年6月までであることや、3月に着任したホルヘ・サンパオリ監督の戦術とのミスマッチなどを背景に、酒井の今夏の退団の可能性は、現地では度々報じられていた。今回の日本での報道を受けて、現地フランスのメディアも反応している。
スポーツメディア『RMC SPORT』は、「我々の情報によれば、サカイは本当にマルセイユを離れたがっている。彼はそれを監督に伝え、チームメイトの数人にはそのことを隠していない。この日本人は、時に怪我もあり、フィジカルが不安定な状態で多くの試合をこなす中で、彼自身大きく貢献し、多くを耐えてきたと感じている」と、退団はやはり決定的であると伝えた。
また、サッカーを専門に扱う『SO FOOT. COM』は、早くもマルセイユでの酒井の日々を振り返っている。
「彼がマルセイユに残したものはなんだろうか? 181試合に出場し、(2016年からオーナーを務める)フランク・マコートの時代において最も起用された選手だ。サカイは才能よりも何よりも、闘争心と責任感によって輝いた」
また同記事は、17-18シーズンのヨーロッパリーグ準々決勝RBライプツィヒ戦で追加タイムに決めたダメ押し弾を挙げ、「いつまでも残る痕跡だ」と伝えた。酒井のプレーは、良い思い出の一つとして印象に残っているようだ。
ヨーロッパで確かな爪痕を残した酒井は、今季も公式戦45試合中37試合に出場するなど、ベテランとなった今でもその実力はまだまだ欧州レベルだ。もし帰国が本当ならば、そのプレーは必見だ。
構成●THE DIGEST編集部