新たなシーズンに向け、南野拓実が好調だ。昨季は出場機会を得られず、シーズン途中でサウサンプトンへのレンタルとなったが、今夏は生き残りをかけたプレシーズンのアピールに成功している。現地時間7月29日に行なわれたヘルタ・ベルリン戦、8月5日のボローニャ戦でそれぞれ得点をあげると、8月9日のオサスナ戦では、1得点1アシストを含む全3得点に絡む大活躍を見せた。
地元メディアも南野の活躍には注目している。出場機会については厳しい見方を示しながらも、ここまでのパフォーマンスを評価し、今後への期待を綴っている。
専門メディア『Liverpool Echo』は前線3枚に関して、モハメド・サラー、サディオ・マネがスタメン当確で、ロベルト・フィルミーノとディオゴ・ジョッタが残り一枠を争うと予想。「最近の試合でのタクミ・ミナミノの良い出来栄えは、この日本代表がベンチに食い込むのを予感させる」とし、戦力としてギリギリのところで食らい付いていると分析した。
また『liverpooloffside』は、「薄く見えるポジションがあるなら前線だ。前線3人の代わりとして実力が証明されているのはジョッタだけ」と指摘する一方で、「ミナミノのこの夏の説得力のあるパフォーマンスは、3つのポジションに対して5つの強力な選択肢をレッズに与えうる」と伝え、スーパーサブとしての貢献を期待している。
一方『LIVERPOOL.COM』は、「ミナミノは今季のサプライズになりうる」と綴り、より積極的に南野の活躍を予想している。
「この日本人のFWは、彼ができることをクラブに示す機会を、本当に与えられてこなかった。彼はプレシーズンで生き生きとしているように見える。リバプールが断るにはもったいないオファーを受けない限り、長く苦しいシーズンの中で輝きを見せるかもしれない」
目に見える結果を残し、南野の評価は確実に高まってはいる。とはいえ、前線の5番手として頼もしい戦力、という立ち位置からは未だ抜け出せていないのも事実。世界トップクラスのアタッカーが相手だが、ここまでのアピールを継続し、なんとか序列を上昇させたいところだ。
構成●THE DIGEST編集部
地元メディアも南野の活躍には注目している。出場機会については厳しい見方を示しながらも、ここまでのパフォーマンスを評価し、今後への期待を綴っている。
専門メディア『Liverpool Echo』は前線3枚に関して、モハメド・サラー、サディオ・マネがスタメン当確で、ロベルト・フィルミーノとディオゴ・ジョッタが残り一枠を争うと予想。「最近の試合でのタクミ・ミナミノの良い出来栄えは、この日本代表がベンチに食い込むのを予感させる」とし、戦力としてギリギリのところで食らい付いていると分析した。
また『liverpooloffside』は、「薄く見えるポジションがあるなら前線だ。前線3人の代わりとして実力が証明されているのはジョッタだけ」と指摘する一方で、「ミナミノのこの夏の説得力のあるパフォーマンスは、3つのポジションに対して5つの強力な選択肢をレッズに与えうる」と伝え、スーパーサブとしての貢献を期待している。
一方『LIVERPOOL.COM』は、「ミナミノは今季のサプライズになりうる」と綴り、より積極的に南野の活躍を予想している。
「この日本人のFWは、彼ができることをクラブに示す機会を、本当に与えられてこなかった。彼はプレシーズンで生き生きとしているように見える。リバプールが断るにはもったいないオファーを受けない限り、長く苦しいシーズンの中で輝きを見せるかもしれない」
目に見える結果を残し、南野の評価は確実に高まってはいる。とはいえ、前線の5番手として頼もしい戦力、という立ち位置からは未だ抜け出せていないのも事実。世界トップクラスのアタッカーが相手だが、ここまでのアピールを継続し、なんとか序列を上昇させたいところだ。
構成●THE DIGEST編集部