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日本代表

古橋亨梧の日本での発言に賛否両論!元イングランド代表FWはプレミア挑戦を支持!?「僕なら移籍を実現させる」

THE DIGEST編集部

2021.10.14

セルティックで目覚ましい活躍を続けている古橋。そんな出色のパフォーマンスを披露するサムライへの注目度は増している。(C)Getty Images

セルティックで目覚ましい活躍を続けている古橋。そんな出色のパフォーマンスを披露するサムライへの注目度は増している。(C)Getty Images

 26歳のサムライが放ったひと言が欧州で波紋を広げている。

 騒動のキッカケとなったのは、スコットランド1部の強豪セルティックに所属する古橋亨梧のコメントだ。日本代表の10月シリーズで招集を受けたアタッカーは、「多くの選手がスコットランドからプレミアリーグに移籍している。(アーセナルの)冨安健洋の活躍を見るとモチベーションが上がりますね」とコメント。そのうえで、「良い結果を残せればその道が開けるかもしれない」とステップアップを匂わせたのである。

 古橋が自信を口にするのも無理はない。今夏にヴィッセル神戸からセルティックへ移籍した26歳は、公式戦11試合で8得点(1アシスト)とゴールを量産。目の肥えた地元サポーターの新たなアイドルとして人気を高めているのだ。

 さらに近年ではフィルジル・ファン・ダイクなどが、セルティックからプレミアリーグクラブへと巣立った実績がある。ゆえに移籍を想起させる古橋のコメントには、議論の対象となった。

 批判的な声を上げるのは、元セルティックのFWであるノエル・ウィーランだ。彼は英メディア『Football Insider』で、「プレミアリーグへの移籍について話すよりも、まずはセルティックで仕事をすべきだ」と苦言を呈した。

「彼が与えられた仕事を全うすれば、オファーはあるだろう。しかし、クラブで大きな仕事が待っているときに、プレミアリーグに関して話すのは、いまセルティックがもっとも聞きたくないことだ。私からすれば、敬意を欠いているとも思う。もちろんプレミアを目指すのは何も間違っていない。でも、フルハシはセルティックと契約したばかりだ。何よりもタイトルをもたらすための大きな仕事が待っているんだよ」
 
 一方でプレミアリーグへのステップアップに対する希望を好意的に捉える人物もいる。かつてアストン・ビラで活躍したガブリエル・アグボンラホールは、『Football Insider』の取材で、「そんなに何回も見たわけではない」と前置きしたつつ、こう続けた。

「色々と言われているようだが、フルハシは確かな質を持ったレベルの高い選手だと思う。プレミアリーグにステップアップできる可能性を十分に秘めている。仮に僕がサウサンプトンの幹部とかだったら間違いなく移籍を実現させようと動くね」

 スコットランドに渡っておよそ3か月にもかかわらず、小さくない議論の的となる古橋。その事実が何よりも、彼のセルティックでの活躍ぶりを如実に物語っていると言えるのかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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