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イカルディの不倫にワンダ・ナラが激怒!決別ならイタリア3大クラブが獲得に動くと伊メディア

THE DIGEST編集部

2021.10.19

2度のセリエA得点王に輝いているイカルディ(右)は、ワンダ・ナラ(左)と決別するのだろうか。(C)Getty Images

 パリ・サンジェルマンのマウロ・イカルディの不倫にワンダ・ナラ夫人が激怒し、子どもたちを連れてイタリアに向かったというニュースが、世界中で大きな話題となっている。

 夫人はアルゼンチンのジャーナリストらに破局・別離を認めた他、インスタグラムでイカルディとの写真を削除し、フォローも解除したとのこと。2013年にマキシ・ロペスを裏切ってイカルディと不倫の末に結婚、多くの非難を受けながらも、妻、代理人として常に行動を共にしてきた"名物夫婦"は、ついにその関係に終焉を迎えたのか。

 ワンダ・ナラの行動を受け、イカルディはパリSGの練習を欠席、パリからミラノに移った家族を追いかけたと報じられていた。その後、彼のSNSには「幸せな母の日」というコメントとともに、彼女との2ショットなどが投稿されたことで、仲直りを果たしたと思われたが、写真は過去のものだと判明した。また、ワンダ・ナラはインスタストーリーで自身の手の写真に加えて「指輪のない手が好き」と綴ったことで、やはり問題は解決していないのではないかと、多くのメディアが推測している。

 このように、ゴシップネタとして世界中の人々の注目を集めているこの2人だが、イタリアのスポーツ紙『Gazzetta dello Sport』は、ワンダ・ナラがイカルディの代理人を務めていることで、今回の問題が将来の移籍市場に影響する可能性を示唆。交渉役の不在が、パリSGで5番手のストライカーに甘んじているアルゼンチン代表FWの移籍を難しくすることを懸念している。
 
 一方、イタリアの日刊紙『la Repubblica』は、ミラン、インテル、ユベントスのイタリア3大クラブが、いずれもイカルディ獲得に向けて本腰を入れる可能性があると報道。ミランはズラタン・イブラヒモビッチの後釜として長期的に活躍できるFWとして注目しており、インテルはエディン・ジェコの代役としてかつてキャプテンも務めたアルゼンチン人を候補に挙げ、ユベントスは手薄なFW陣のラストピース的な意味合いでの獲得だということだ。

 ワンダ・ナラは、選手の妻としても、代理人としても、クラブにとってはかなり厄介な存在だといわれてきたが、もしイカルディとの関係が完全に解消され、そして彼が新たな交渉役を得た場合には、一転してクラブにとっては好都合な状況となるかもしれない。彼女の存在に起因して関係が悪化した挙句、2019年に彼を放出することになったといわれるインテルが再獲得を考えるのも不思議ではないだろう。

 この"夫婦喧嘩"がどのような結末を迎え、イカルディの去就がどうなるか、いずれもしばらく見守る必要がある。

構成●THE DIGEST編集部