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海外サッカー

「信じられないほどに素晴らしい」2桁得点到達の古橋享梧に現地メディアから賛辞続々!一方で「決定機逸」への苦言も

THE DIGEST編集部

2021.10.29

古橋の鮮烈な活躍に現地メディアは驚いているが、同時に改善の余地もあると見ているようだ。(C)Getty Images

古橋の鮮烈な活躍に現地メディアは驚いているが、同時に改善の余地もあると見ているようだ。(C)Getty Images

 現地時間10月27日、スコットランド・プレミアリーグ第11節が行なわれ、セルティックは敵地でハイバーニアンを3-1で撃破、リーグ4連勝で首位の宿敵レンジャーズに対して勝点2差に迫った。

 3連覇中のホームチームに対し、セルティックは前半に得点力が爆発。10分にアンソニー・ラルストンがFKをダイビングヘッドで合わせて先制、その4分後にはCKをキャメロン・カーター=ヴィッカースが左足で軌道を変えて追加点を挙げる。そして30分には、マーカー数人を置き去りにしたトム・ロギッチからのスルーパスで右サイドを抜け出したジョッタがゴール前に折り返すと、フリーで待ち構えた古橋享梧が難なく押し込み、早くもダメを押した。

 その後、CKから1点を失ったものの、幾つかチャンスを作りながらリードを守り切ったセルティック。アンジェ・ポステコグルー監督は、後半については「よりワイドになって攻めてきた相手に対して守勢に回った」と語るも、3点を奪った前半は「素晴らしかった。おそらく今季で最高のサッカーだった」と自チームを絶賛している。
 
 そして、その素晴らしいサッカーをCFとして演出し、早くも今季の公式戦通算ゴールを2桁(10点)に乗せた古橋は、自身のSNSで「素晴らしいチームワークとポジティブな結果」と英語で、「応援ありがとうございました! ゴールでチームに貢献できるのは格別です。リーグ首位までもう少し! 次も頑張ります」と日本語で、喜び、感謝、そして今後への意気込みを表わした。

 現地メディアの評価では、英国公共放送『BBC』が「ラルストン、カーター=ヴィッカース、そしてフルハシが、最初の30分間で敵地イースターロードを席巻した」と綴り、視聴者の投票による採点では、他の2人の得点者、ロギッチ、GKジョー・ハートに次ぐ「8.39」の高評価を与えられた。

 エジンバラの日刊紙『SCOTS MAN』は10点満点の採点で、ハート、ロギッチと並んで最高の「8」。寸評では「この日本人ストライカーの走力や観察力は、何か超自然的なエネルギーを源にしているかのようだ。この夜は簡単にチームの3点目を決めたが、また新たなハットトリックを達成することもできた」と綴った。
 

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