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日本代表

久保建英とイ・ガンインを留めるためにも!? マジョルカ、「2連戦」の重要性を地元メディアが指摘! エルチェ戦のスタメン予想は?

THE DIGEST編集部

2022.04.15

マジョルカの1部残留のキーマンに挙げられる久保。果たしてエルチェ戦の先発は?。(C) Getty Images

マジョルカの1部残留のキーマンに挙げられる久保。果たしてエルチェ戦の先発は?。(C) Getty Images

 ラ・リーガ31節で王者アトレティコ・マドリーを16節に続いて撃破したマジョルカ。この“偉業”によって順位を17位に挙げ、ひとまず降格圏内から脱出した。

 ただ、ここから勝点を積み重ねていかなければ、この大番狂わせが何の意味もなくなってしまうわけであり、16日の32節エルチェ戦(アウェー)、続く19日の33節アラベス戦は非常に重要なものとなってくる。
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 マジョルカの地元メディア『Ok Baleares』も13日付の記事で「重要な7日間」と題し、ここからアラベス戦までの1週間が、残りのシーズンを比較的余裕を持って過ごせるか、最後まで厳しい状況を強いられるかを分けることになると指摘した。

 現在、勝点3差上回る15位のエルチェとは、前回(13節)の対戦では2-2の引き分けに終わったが、この時に2ゴールを挙げたアルゼンチン人FWのルーカス・ボジェは負傷中のため、おそらく土曜日には間に合わないと見られているようで、これは朱色のチームにとっては間違いなく朗報である。

 続くアラベスは現在最下位に沈んでおり、このところ7戦未勝利(2分け5敗)。マジョルカは「残留争いの直接のライバルを確実に排除する絶好の機会」(『Ok Baleares』)を活かし、勝点差を10まで広げる必要がある。『Ok Baleares』はこの試合を、ハビエル・アギーレ監督の言葉を引用し、「決勝戦に臨む」と表現している。

 この大事な1週間の初戦となるエルチェ戦の陣容について、総合メディア『eldesmarque』は「イ・ガンインの代わりに久保建英を起用することで、斬新さが生まれる可能性がある」と、アギーレ体制での初スタメン入りを予想。メキシコ人指揮官はアトレティコ戦でも、久保を先発出場させるつもりだったところを、彼の練習での姿勢に不満を抱いてメンバーから外したことを明かしていたが、試合後は日本人アタッカーの攻守での貢献ぶりを「ベストな姿だった」と高く評価している。

 マドリードのスポーツ紙『MARCA』からもスタメン起用を予想されている久保について、『Ok Baleares』はその去就にも言及。マジョルカにとって、久保、イ・ガンインが、優秀な選手としてだけでなく、マーケティングの見地からもクラブにとって有用な存在であり、来季の残留を望んでいるが、そのためには何よりもチームがリーガ(1部)残留を果たすことが最低限の条件になると指摘した。
 
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