1986年メキシコ・ワールドカップの準々決勝、アルゼンチン代表のスーパースター、ディエゴ・マラドーナはイングランド代表との一戦で「神の手」「5人抜き」という歴史に残る2つのゴールを決めて母国を勝利に導いた(結果は2-1)。
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この時に彼が着用したユニホームは、試合後にイングランドのMFスティーブ・ホッジ(クリアミス、もしくはGKピーター・シルトンへのバックパスで「神の手」をアシストする形となった選手だ)が交換で手に入れ、マンチェスターの国立サッカー博物館に預けながら、30年以上所持し続け、2020年11月25日にマラドーナが逝去した際には、「金には代えられない価値がある」と語っていたものの、このたびオークションに出品したことで話題となっていた。
しかし、これを受けてマラドーナの長女ダルマさんが、ホッジが入手したユニホームは前半に着用していたものであり、2つのゴールが生まれた後半に着用したものは、別の人物(名前は明かさず)の手に渡っていると主張。マラドーナ本人も、「それほど重要なシャツを(ホッジに)渡すはずがない」と語っていたと明かしている。
これに対し、出品を受け付けた英国の競売大手「サザビーズ」は、試合当時の映像や写真などを解析して、エンブレム、ストライプ(シャドー)、背番号などを徹底調査し、同じものであることを確認したと反論。ダルマさんの主張については、「前半のユニホームと、ゴールを決めた際のものとは明確な違いがある」と指摘し、調査に誤りはないことを強調した。
こうした経緯を経て、現地時間4月19日にサザビーズはオークションを開始。5月4日(日本時間で5日0時1分)までの入札期間で、最も高い値をつけた者がこれを手にすることになるが、早くも400万ポンド(約6億7000万円)で最初の入札者が現われており、最高では600万ポンド(約10億円)に達することが見込まれているという。
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この時に彼が着用したユニホームは、試合後にイングランドのMFスティーブ・ホッジ(クリアミス、もしくはGKピーター・シルトンへのバックパスで「神の手」をアシストする形となった選手だ)が交換で手に入れ、マンチェスターの国立サッカー博物館に預けながら、30年以上所持し続け、2020年11月25日にマラドーナが逝去した際には、「金には代えられない価値がある」と語っていたものの、このたびオークションに出品したことで話題となっていた。
しかし、これを受けてマラドーナの長女ダルマさんが、ホッジが入手したユニホームは前半に着用していたものであり、2つのゴールが生まれた後半に着用したものは、別の人物(名前は明かさず)の手に渡っていると主張。マラドーナ本人も、「それほど重要なシャツを(ホッジに)渡すはずがない」と語っていたと明かしている。
これに対し、出品を受け付けた英国の競売大手「サザビーズ」は、試合当時の映像や写真などを解析して、エンブレム、ストライプ(シャドー)、背番号などを徹底調査し、同じものであることを確認したと反論。ダルマさんの主張については、「前半のユニホームと、ゴールを決めた際のものとは明確な違いがある」と指摘し、調査に誤りはないことを強調した。
こうした経緯を経て、現地時間4月19日にサザビーズはオークションを開始。5月4日(日本時間で5日0時1分)までの入札期間で、最も高い値をつけた者がこれを手にすることになるが、早くも400万ポンド(約6億7000万円)で最初の入札者が現われており、最高では600万ポンド(約10億円)に達することが見込まれているという。
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