サムライたちの躍動に熱視線が向けられている。現地時間7月30日のリーグ開幕戦に向け、オーストリアに強化トレーニングを実施中のセルティックは、現地時間7月9日にラピッドウィーンと親善試合を行ない3-3と引き分けた。
この試合ではセルティックに所属する4人の日本人選手がプレシーズン初戦となったゲームに挑んだ。そのなかで出色のパフォーマンスを披露したのは古橋亨梧だ。
55分に敵陣の右サイド深い位置から上げたクロスでデビッド・ターンブルの得点をお膳立てした古橋は、64分にはターンブルからペナルティーエリア内でパスを受けると、相手DFと競り合いながらゴール右隅に流し込んだ。
古橋のほかにも4人の日本人は、新シーズンへの期待を持たせるに十分な働きをみせた。それだけにセルティック専門メディア『67 HILE HILE』でも高い評価が送られている。
まず、同メディアは「キョウゴ・フルハシとデビッド・ターンブルは、すでに体力的に弱体化していたラピッドに対してとはいえ、セルティックの攻撃を活性化させた」と、後半の2得点に絡んだ両選手のプレーを絶賛。そして、古橋には「キョウゴのタッチは紛れもないもので、チームメイトと効果的にコンビネーションする彼の意識は、シーズンを通じてスリリングな光景となるだろう。この日本代表選手はすでに準備が整っているようだ」と褒めちぎった。
他にも「ポステコグルー監督はフルハシのプレー時間をすこしずつ延ばして行くつもりだろうが、彼には興奮せずにはいられないほどのクオリティーがある」と、パフォーマンスを称えた同メディアは、前半45分間の出場となった旗手怜央にも期待を寄せた。
「レオ・ハタテも前半は鋭いプレーで試合を支配し、危険なエリアまでいいボールを運んでいた。彼もまた、質の高いテクニックを持ち、見ていて気持ちがいい。今月末のアバディーン戦での活躍が期待される」
ここからさらにトレーニングや試合を重ね、新シーズンに挑むセルティック。日本人プレーヤーの活躍とともに、王者としての戦いに注目していきたい。
構成●THE DIGEST編集部
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55分に敵陣の右サイド深い位置から上げたクロスでデビッド・ターンブルの得点をお膳立てした古橋は、64分にはターンブルからペナルティーエリア内でパスを受けると、相手DFと競り合いながらゴール右隅に流し込んだ。
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