専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
日本代表

「その才能の全てを発揮した」南野拓実の躍動に仏メディアも賛辞! 専門サイトはCL予選PSV戦でのスタメン起用を予想

THE DIGEST編集部

2022.07.29

現地メディアでは南野のパフォーマンスに高い評価が与えられている。(C) Getty Images

現地メディアでは南野のパフォーマンスに高い評価が与えられている。(C) Getty Images

 リーグアンのモナコは現地時間7月27日、プレミアリーグのサウサンプトンと親善試合を行ない、1-3の敗北を喫した。

 今オフ7試合目のテストマッチは、8月2日に行なわれるチャンピオンズ・リーグ(CL)予選・PSV戦、その5日後に開幕するリーグアンに向けての最後の一戦となったが、南野拓実は4日前のポルト戦に続いての先発出場を果たし、リバプール時代の2020-21シーズンにレンタル移籍で半年間在籍した古巣相手に、78分までプレーした。

【動画】南野の抜け出しからモナコが先制点! 古巣サウサンプトン戦でのゴールシーン
 かつての本拠地セント・メリーズのピッチに立った日本人選手は、前線で積極的なプレーを見せ、17分には左サイドから折り返しのパスを受け、左足を振り抜くとボールは左ポストを叩く。39分には、前線のスペースに走り込んでパスを引き出し、正確なトラップの後に反転からクロス、寄せた相手DFに当たってこぼれたボールをアレクサンドル・ゴロビンがゴール左隅に突き刺して先制ゴールが生まれた。

 試合はその後、52分にホームチームの圧力に守備陣が負けて同点とされ、73分には多重攻撃を防ぎ切れずに逆転を許す。さらに88分にもカウンターから失点を喫してトドメをさされることに。今オフの親善試合は、通算2勝3分け2敗という成績となった。

 モナコの公式サイトは、「フィリップ・クレマン監督は、3-4-1-2のフォーメーションで、南野とウィサム・ベン・ヤーデルのデュオを、ゴロビンのサポートを受ける形で前線に並べることにした」とレポートし、南野のプレーを「卓越した技術」と称賛。17分の惜しい場面については「最初の最大のチャンスにおいて、タキはボックス内で見事なコントロールからポストを叩いた」と綴っている。

 同サイトからは、さらに「非常に活気があり、キャプテンのベン・ヤーデルやゴロビンとうまく連係して、攻撃的なトリオを結成した」とも評された南野について、現地メディアも言及しており、フランスのスポーツ専門サイト『EUROSPORT』は「クレマン監督のチームは、39分のゴロビンのゴールにより、前半を説得力のあるものとした」と伝え、背番号18のプレーも「今夏にリバプールから獲得した日本の新加入選手、南野はその才能の全てを発揮し、公国のクラブの全ての攻撃的なプレーに絡んだ」と高く評価した。
 
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号