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「鋭く、刺激的で衝撃的」久保建英、デビュー戦弾に賛辞続々! バルセロナ紙は「最上級」、指揮官も「とにかく気に入っている」と激賞

THE DIGEST編集部

2022.08.16

新天地レアル・ソシエダで最高のデビューを飾った久保。さらなる快進撃となるか。(C) Getty Images

 現地時間8月14日、ラ・リーガ開幕戦でレアル・ソシエダがカディスを相手に1-0の勝利を挙げた。決勝点を奪ったのは、今季より加入した久保建英だった。

 2トップの一角に入った背番号14は、敵陣深くで多くのプレーに絡む積極性を見せ、迎えた24分、ミケル・メリーノの浮き球のパスに合わせてディフェンスラインの裏側に抜け出すと、ボールをうまくコントロールし、右足のボレーでゴールネットを揺らして今季のチームのファーストスコアラーとなった。

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 ソシエダ加入時に「今季は結果にこだわりたい」と語り、「ゴールとアシストで計20得点に関わること」を抱負していた21歳は、幸先良く結果を残した他、プレー内容でも多くのボールが彼に集まるなど、早くもチーム内で信頼を集めていることが窺えるなど、今後に向けてさらに期待を持たせるものだった。

 自身のSNSで「ソシエダで公式戦デビューを飾れたこと、それ以上にゴールでチームの役に立てたことが、とても嬉しいです(後略)」(英語)、「ソシエダでのデビュー戦を勝利で終えることが出来て嬉しいです! まだまだシーズンは始まったばかりですがチームに貢献することが出来て良かったです!」(日本語)と喜びを表わした久保は、試合後に『Movistar』のインタビューで、以下のように試合を振り返り、また多くの人々への感謝の意を示している。

「僕のゴールでチームの勝点3獲得に役立てたという点で、これ以上は望めないほどの公式戦デビュー戦でした。互いに良さを出し、我々にとっても、相手にとっても、とても苦しい試合でしたが、細かい部分で我々はより優れており、それが勝利に繋がったと思います」

「(昨季は48本のシュートを放ちながら1点に終わったのが、今季は開幕戦で早くもゴールを奪えたことについて)今季は、昨季とは違うと思います。この夏、ずっと僕はシュートを重点にして練習してきました」

「(メリーノのアシストについて)半分以上は彼のゴールです。僕は余裕を持ってパスを受け、相手GKを確認する時間もありました。本当にクレージーなパスです」

「(すでにチームに適応できていることについて)監督(イマノル・アルグアシル)がすごく後押ししてくれており、とてもうまくいっています。僕のことを加入初日から信頼してくれて、とても感謝しています。また、遠くから駆けつけて我々をサポートしてくれているファンもまた、ありがたい存在です」
 
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