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海外サッカー

「やばい!」「ジョーカー」堂安律、フライブルクを首位に導く決勝弾で独メディアから高評価! 「黄金の価値がある」と賛辞も

THE DIGEST編集部

2022.09.05

フライブルクを首位に導くゴールを挙げた堂安。現地でも注目が集まっている。(C) Getty Images

フライブルクを首位に導くゴールを挙げた堂安。現地でも注目が集まっている。(C) Getty Images

 現地時間9月3日、ブンデスリーガ第5節が行なわれ、フライブルクは3-2でレバークーゼンを下して、バイエルンを抑えてリーグ首位に躍り出た。

【動画】堂安律が執念で押し込む! フライブルクを首位に導くレバークーゼン戦の決勝弾
 ここまで3勝1敗と好調なフライブルクが、1勝3敗のレバークーゼンの本拠地に乗り込んだ一戦、9分でMFローランド・シャライが負傷交代というアクシデントに見舞われ、16分に先制を許して前半を終えたものの、48分にCKからマティアス・ギンターが頭で決めて同点、その3分後にはミヒャエル・グレゴリチュが決めて逆転に成功する。65分にホームチームに振り出しに戻されたが、71分にCKから再度勝ち越し。決勝点ともなったこの貴重な1点を挙げたのが、46分から登場した堂安律だった。

 今季フライブルクに加入して、初めての交代出場となった背番号42は、積極的なドリブルでの仕掛けなど、効果的なプレーを見せた末に、前述のCKではニアのニコラス・ヘフラーがフリックしたボールを、ファーサイドで懸命に左足を伸ばして合わせて押し込み、チームに勝点3をもたらした。

 大きな仕事を果たした24歳は、SNSでゴール場面の写真を公開するとともに、「素晴らしいチームの努力。この調子でいこう」と投稿。一方、クラブは「クレイジー」と形容したこの激しい点の取り合いの結末を「堂安はこっそりファーサイドに潜み、至近距離からの3点目を決め、フライブルクのファンたちをエクスタシーに導いた」と伝えている。

 ブンデスリーガ公式サイトは「へフラーが背後に流したボールに対し、交代出場の堂安はマーカーよりもわずかに速く反応し、そのつま先を伸ばしてボールを押し込んだ」と綴り、また試合後の「CKからのゴールは、僕の典型的なゴールではありません。(ニアで)誰かが触ったら、ボールが(ファーサイドの)ポストに来ると思っていました」との彼のコメントを紹介した。

 現地メディアの報じ方では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』のドイツ版は、「やばい! フライブルクが再びリードを奪った! リツはファーポストで待ち伏せていた」と綴り、ゴール場面の動画を公開。また、サッカー専門誌『Kicker』は「決勝点は、極めて効率的なフライブルクによってマークされた。“ジョーカー”堂安は、この日のチームの4本目となる枠内シュートでスコアを3-2とし、この僅差の勝利でブライスガウアーのクラブは首位にジャンプアップした」と報じている。
 
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