日本代表

「ナガトモの経験は必要だ」FP最多4度目のW杯に挑む長友佑都にアジアメディアが注目!「DFの主軸」として期待も

THE DIGEST編集部

2022.11.04

4度目のW杯メンバーに選出されたFC東京の長友佑都。衰えを知らない36歳のベテランに海外メディアも注目している。(C) Getty Images

 11月1日、カタール・ワールドカップ(W杯)に挑む日本代表メンバーが発表された。各ポジションとも順当な選考となり、それぞれが本大会のピッチで力を発揮してくれることにファンの期待は高まる。

 その中でも、特に注目を浴びる存在が長友佑都だ。日本代表史上、フィールドプレーヤーで唯一、4度目のW杯戦士として選ばれている。
【動画】W杯メンバー発表の日。カメラが密着した長友佑都の1日をチェック!

 初出場となった2010年南アフリカ大会から、2014年ブラジル大会、2018年ロシア大会までの過去3大会で運動量が求められるポジションながらも全11試合にフル出場を果たしてきた。ワールドカップにおける勝利の喜びや、力を尽くしながらも敗れた口惜しさは、誰よりもその身体に刻んでいる。

 今年3月まで行なわれたW杯アジア最終予選でもレギュラーとして存在感を発揮。長きに渡り日の丸を背負い続け、36歳のベテランとして大舞台へと向かう。

 ピッチ内外でチームを牽引する36歳のサムライには、アジア内での関心も高い。インドネシアのサッカーサイト『BOLA.NET』は大会メンバーに選出された長友の特集記事を配信しており、カタールへの期待やこれまでの経歴などを伝えている。

 記事中では「日本代表監督のハジメ・モリヤスは、主にヨーロッパでプレーしている選手を招集した。タクミ・ミナミノ、ダイチ・カマダ、タケフサ・クボなど、名だたる人物が呼ばれた。さらに、国内のJリーグで活躍する選手としてFC東京でプレーしている経験豊富なサイドバック、ユウト・ナガトモを含む6人の名前を呼んだ」と今回のメンバー発表を振り返っている。
 
 さらに同メディアは「ベテランとして、モリヤス監督から期待されている36歳。ドイツ、コスタリカ、スペインが参加するグループEに入った今大会の日本代表にとって、ナガトモの経験は必要となる」と評した。

 また、長友のFC東京でのプロデビューやイタリアのチェゼーナ、インテルのセリエAでのプレー、さらにガラタサライ(トルコ)、マルセイユ(フランス)への移籍や、その中での獲得タイトルなども紹介しており「インテルでは、210試合に出場し、11ゴール18アシストを記録」「トルコリーグ優勝2回、トルコリーグカップ優勝1回を経験した」と記している。

 今大会へ向けては、「W杯メンバーに招集されたナガトモは、日本代表のディフェンスの主軸としての起用が予想される」として、活躍への見込みも綴っている。日本を力強く牽引してきた経験豊富なサイドバックは、アジアメディアからの期待も依然として高いようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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