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海外サッカー

格の違いを見せつける! 本田圭佑がデビュー戦で叩き出した驚異的なスタッツとは?

サッカーダイジェストWeb編集部

2019.11.26

先発でフィテッセでのデビューを飾った本田。81分までプレーした。(C)Getty Images

先発でフィテッセでのデビューを飾った本田。81分までプレーした。(C)Getty Images

 現地時間11月24日に行なわれたエールディビジ第14節のスパルタ戦で、今月6日にフィテッセと契約を結んだ本田圭佑が、敵地で新天地デビューを果たした。

 今年6月にメルボルン・ヴィクトリーを退団して以降、フリーの状態が続いた元日本代表MFにとっては、およそ半年ぶりの実戦。にもかかわらず、4-2-3-1のトップ下で先発すると、とりわけ序盤は精力的に動き、攻守にブランクを感じさせないプレーを披露した。

 1点ビハインドで迎えた55分には、こぼれ球に反応して左足で決定的なシュートを放つも、GKの好セーブで防がれる。71分にも左サイドからのクロスにヘッドで合わせたが、DFにブロックされ、ネットを揺らすことができなかった。
 
 VVV時代以来、約10年ぶりにエールディビジの舞台でプレーした33番は、81分に交代。この直後に追加点を奪われたフィテッセは、0‐2で敗れて4連敗を喫している。

 欧州主要リーグの様々なデータを公開しているウェブサイト『Whoscored.com』による本田のレーティングは「6.29点」。このレーティングは、記者による印象点ではなく、様々なスタッツから算出されるもので、新聞社などによる採点より高めになる傾向にあるため、ぎりぎり及第点に届かず、といったところか。フィテッセの先発11人の中では、下から3番目だった。

 スタッツを見ると、タッチ数は「71」で上から7番目、パス総数は「58」で6番目だと平凡だ。際立っていたのがパス成功率で「94.8%」と断トツ。両チームのスタメン22人の中で90%を超えたのは、本田だけだった。

 パスの精度においては、やはり格の違いを見せつけた感がある33歳のサムライ戦士。これからますます存在感を高めていくことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 

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