専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

カタールW杯に最も多くの選手を送り込んだクラブは? 世界のメガクラブが上位を占めるなかアジア2クラブもランクイン

THE DIGEST編集部

2022.11.18

いよいよ20日開幕するカタールW杯。ブラジル・メディアが各クラブの代表選手輩出ランキングを発表している。(C) Getty Images

いよいよ20日開幕するカタールW杯。ブラジル・メディアが各クラブの代表選手輩出ランキングを発表している。(C) Getty Images

 11月20日に開幕するカタール・ワールドカップでは、各大陸から32か国が中東に集い、サッカー世界一の座をハイレベルに争うことになる。そして、選手は1チームの登録は26人に増加したことで、過去最多の計832人がこの大会に参加する。

欧州サッカー機関が発表した「プレミアリーグ」の21-22ベストイレブン
 ここで選手の所属クラブに注目すると、カタール、サウジアラビアの中東勢は全選手が自国でプレーしており、イングランドはドルトムントのジュード・ベリンガム以外はプレミアリーグのクラブ所属。一方、デンマークは2選手以外全てが国外クラブの所属選手で構成されており、ブラジルとウルグアイ、そしてポーランドも国内組は3人と少ない。

 年々選手の海外進出が増え、コロナ禍での欧州遠征では欧州組だけで代表メンバーを組んだことが世界的にも話題にもなった日本は今回、Jリーガーは7人(当初は6人だったが、ハダースフィールド所属の中山雄太の負傷を受けて湘南ベルマーレの町野修人が追加招集)。ちなみに過去の大会では、2018年ロシア大会が8人(23人中)、2014年ブラジル大会が11人、2010年南アフリカ大会が19人、2006年ドイツ大会が17人、2002日韓大会が19人、そして1998年フランス大会は22人(全員)となっている。

 そしてこのほど、ブラジルの総合メディア『globo』が発表したクラブ別の登録選手輩出数を見ると、最も多くの選手をカタールに送り出したのは、ドイツの強豪バイエルンで17人が決戦の地へ赴いたということだ。日本とも対戦するドイツ代表に7人、前回王者フランス代表に4人、オランダ代表、クロアチア代表、セネガル代表、カメルーン代表、モロッコ代表、カナダ代表にそれぞれ1人という内訳だ。

 続いて、マンチェスター・シティとバルセロナが16人ずつ。いずれも世界規模のビッグクラブということで何ら驚きはないが、その次には開催国カタールのアル・サッドが15人で4位につけている(13人の自国代表の他、ガーナのアンドレ・アユー、韓国のチョン・ウヨン)。

 以降、マンチェスター・ユナイテッドが14人、レアル・マドリーが13人、チェルシーとサウジアラビアのアル・ヒラルの12人(アル・ヒラルは12人全員がサウジ代表)、そしてトッテナム、パリ・サンジェルマン、ユベントス、ドルトムント、アヤックス、アトレティコ・マドリーが11人で続く。

 最後に、リーグレベルで見ると、当然と言うべきか、世界のサッカー界をリードしている欧州の5大リーグがトップ5を占めており、最多はプレミアリーグで136人、2位はラ・リーガの83人、続いてブンデスリーガの76人、セリエAの68人、リーグアンの54人となっている。

構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】なんと米メディアが早くもカタールW杯全試合の結果を徹底予想! 日本の結果、そして優勝国は!?

【関連記事】「キング」「魔法の足」 全3得点関与の鎌田大地に独メディアの称賛止まず!「キャリアで最高の状態だ!」

【関連記事】「本当の芸術作品」「絶対的な天才」 久保建英の“アシスト未遂”にスペイン各地で賛辞の嵐! お洒落すぎる絶品スルーパスに大反響

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号