海外サッカー

号泣しながら包丁でテレビの液晶を粉々に! 母国代表の敗退に怒ったメキシコのファンが話題「これは狂ってる」【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.03

世界でも指折りの熱量を誇るメキシコのファン。そのなかには情熱があらぬ方向に向いてしまった人もいるようだ。※写真はイメージ。(C)Getty Images

 カタールで繰り広げられる激闘に世界中の人々が一喜一憂している。

 先月20日に開幕したカタール・ワールドカップは、グループステージの各組で第3節が行なわれ、決勝トーナメントに駒を進める国が出そろい始めている。現地12月1日には、日本代表がスペイン代表に逆転勝利(2-1)。大会前の下馬評を覆すグループ首位通過で、列島を大いに沸かせた。
【動画】「うぅーー」と泣き叫んでテレビを粉々に! メキシコファンの怒りの行動をチェック

 当然、大会が進めば、早期敗退を余儀なくされるチームも出てくる。

 たった3試合でW杯から姿を消すという屈辱的な結果は、選手たちはもちろん、母国で声援を送り続けたサポーターたちにとっても受け入れがたいものだ。なかには、こみ上げる悲しみや怒りを抑えきれずに物に八つ当たりをしてしまう人もいる。メキシコのファンの行動は、まさにそうだった。

 現地時間11月30日に行なわれたC組の最終戦でサウジアラビアに2-1と勝利するも、得失点差でポーランドに及ばずにグループ敗退が決定したメキシコ。そんな母国代表の試合を自宅で観戦をしていた先述の男性ファンは、テレビを破壊してしまったのだ。
 
 この男性が凄かったのは、その壊し方だ。涙ながらに「このクソッタレが! ふざけんな!」と怒鳴りつけて、液晶画面を叩き割る。そして、「やめてよ……」と冷めきっている周囲をよそに「うぅーー!」と唸り声をあげると、台所から持ってきた包丁を画面に突き刺したのである。

 良く言えば、代表チームへの深い愛の表れではある。しかし、この前代未聞とも言える男性の行動は各国メディアでも驚きを持って報じられている。

 英紙『Daily Mail』は「彼は感情を抑えきれずに、やり場のない怒りをナイフに込めて、テレビを破壊した。自国が敗退するのはショックだが、これは狂ってる」と報道。さらにコロンビア誌『Semana』も「代表チームへの熱意と愛情が仇となり、メキシコのファンは制御不能になった」と伝えた。

 スポーツは喜怒哀楽が入り混じるものだ。しかし、テレビ画面を粉々にしてしまったこの男性ファンはあまりにやりすぎたと言えるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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