カタール・ワールドカップ(W杯)が盛り上がるなか、突然の訃報が届いた。
現地12月9日に行なわれたオランダ対アルゼンチンの準々決勝のさなか、米放送局『CBS Sports』などで記者を務めるグラント・ウォール氏が倒れたのだ。近くの病院に緊急搬送されたものの、息を引き取った。
【画像】虹色Tシャツ着用でまさかの拘束!米ジャーナリストの服装をチェック
実は同氏はLGBTQの支援者で、大会2日目に虹色模様が描かれたシャツを着て会場に入ろうとした際に、警備員に拘束されたジャーナリストである。というのも、カタールでは同性愛行為が法律で禁止されており、「シャツを着替えろ。許されない行為だ」と止められていたのだ。
異国の地での訃報を耳にした家族は悲しみに暮れている。弟のエリック・ウォール氏は、「彼がW杯で虹色のシャツを着用したのはゲイである私のせいだ。兄は至って健康だった」と話したと米紙『New York Post』は伝える。
そして同氏は「彼は僕に死の脅迫を受けたと話していた。兄はただ死んだとは思えない。誰かに殺されたのだと思います。どうか助けてください」と涙ながらに訴えた。
ただグラント・ウォール氏の死は他殺とは限らない。木曜日に自身のポッドキャスト番組『Futbol with Grant Wahl』では、「今週、気管支炎にかかり、今日含めて2度メディアセンター内の診療所へ行った。今日の予定は全てキャンセルし寝ていたので、体調はだいぶよくなった」と話していたのだ。
世界各国で様々な憶測が飛び交うこの一件。まずは故人の安らかな眠りを願うばかりだ。
構成●THE DIGEST編集部
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実は同氏はLGBTQの支援者で、大会2日目に虹色模様が描かれたシャツを着て会場に入ろうとした際に、警備員に拘束されたジャーナリストである。というのも、カタールでは同性愛行為が法律で禁止されており、「シャツを着替えろ。許されない行為だ」と止められていたのだ。
異国の地での訃報を耳にした家族は悲しみに暮れている。弟のエリック・ウォール氏は、「彼がW杯で虹色のシャツを着用したのはゲイである私のせいだ。兄は至って健康だった」と話したと米紙『New York Post』は伝える。
そして同氏は「彼は僕に死の脅迫を受けたと話していた。兄はただ死んだとは思えない。誰かに殺されたのだと思います。どうか助けてください」と涙ながらに訴えた。
ただグラント・ウォール氏の死は他殺とは限らない。木曜日に自身のポッドキャスト番組『Futbol with Grant Wahl』では、「今週、気管支炎にかかり、今日含めて2度メディアセンター内の診療所へ行った。今日の予定は全てキャンセルし寝ていたので、体調はだいぶよくなった」と話していたのだ。
世界各国で様々な憶測が飛び交うこの一件。まずは故人の安らかな眠りを願うばかりだ。
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