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海外サッカー

敵将とも友好的に握手!“騒動”に揺れたメッシのクロアチア戦後の振る舞いに母国メディアも賛辞「オランダとは異なる」【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.14

クロアチアの大黒柱モドリッチ(右)と互いの健闘を称え合ったメッシ(左)。インタビュー中には敵将ダリッチとも友好的に振る舞った。(C)Getty Images

クロアチアの大黒柱モドリッチ(右)と互いの健闘を称え合ったメッシ(左)。インタビュー中には敵将ダリッチとも友好的に振る舞った。(C)Getty Images

 アルゼンチン代表が快哉を叫んだ。現地時間12月13日に行なわれたカタール・ワールドカップの準決勝でクロアチア代表と対戦。俊英FWフリアン・アルバレスの2ゴールの活躍もあって3-0と快勝し、準優勝に終わった2014年のブラジル大会以来となるファイナルに駒を進めた。
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 今大会は初戦でサウジアラビア代表に金星を挙げられ、逆風にさらされたアルゼンチン。そこから「今まで以上に団結する時だ」と呼びかけた主将リオネル・メッシのもと一丸となったチームは、図抜けた勝負強さを見せつけ、36年ぶりの世界一に王手をかけたのである。

 そんな準決勝の直後に海外メディアでクローズアップされたのは、アルビセレステ(アルゼンチン代表の愛称)の精鋭たちの振る舞いだった。というのも、準々決勝でオランダ代表と対戦した際に彼らが相手と衝突する騒動があったからだ

 後に原因がオランダ陣営からの度重なる挑発とレフェリングに対するフラストレーションであったと判明するわけだが、メッシが試合後のインタビュールームで、相手Fヴォウト・ヴェフホルストに「何見てんだよ、バカ野郎! どっか行けよ!」と吠える姿は波紋を呼び、一部の欧州メディアからは批判も受けたのである。
 
 ゆえに準決勝でアルゼンチンの面々が敗者にどう接するのかは注目を集めていた。だがしかし、今回はいたって冷静だった。アンヘル・ディ・マリアがレアル・マドリー時代の同僚でもある相手主将のルカ・モドリッチを抱擁すれば、メッシは敵将ズラトコ・ダリッチと互いの健闘を称え合い、がっちりと握手を交わしていた。

 一連の友好的な様子を切り取ったアルゼンチンのスポーツ専門局『Tyc Sports』は「オランダとの論争の後に起きたダリッチとメッシの心からの挨拶」と銘打った記事を掲載。そのなかで、準々決勝との違いを強調した。

「試合終了後、アルゼンチンの選手たちはクロアチアの選手たちに挨拶し、ユニホームを交換した。これは先週の金曜日に行なわれたオランダ戦とは全く違うものだ。アルビセレステの選手たちは、試合中も含めて怒る様子など見せず。レオ・メッシが発した、あの“歴史的な言葉”も飛び出さなかった。我々の代表チームはクロアチアのように常に敬意を示す相手に対しては同じように返し、互いをリスペクトするのだ。メッシとダリッチの挨拶にはそれがよく表れていた」

 この日は終始、クレバーに振る舞い続けたアルゼンチンの選手たち。試合後のフラッシュインタビューで「僕はメッシとアルゼンチンが優勝するのを願ってる。彼らはふさわしい」と答えたモドリッチの言葉を考えても、オランダ戦後の姿は稀であると言えよう。

構成●THE DIGEST編集部

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