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アルゼンチンの勝利インタビューで同時通訳が「放送禁止用語」を連発。スタジオでは出演者が困惑「手汗がちょっと」【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.14

メッシの1ゴール・1アシストで決勝進出を決めたアルゼンチン。勝利後のインタビューで事件は起きた。(C)Getty Images

 日本のサッカーファンが騒然とした。

 現地時間12月13日、カタール・ワールドカップ(W杯)の準決勝が行なわれ、アルゼンチン代表がクロアチア代表に3-0で勝利した直後の出来事だった。この試合で2ゴールを決めたフリアン・アルバレスとPKで1点をもぎ取ったリオネル・メッシのインタビューを日本語に同時通訳した言葉が波紋を呼んでいる。

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 世界最高峰の戦いを中継したABEMAの放送内で、アルバレスの喜びの声を届けていた。「とても満足してます。ありがとうございます。個人としてもチームとしてもいい試合でした。自分たちが求めていた勝利です」と出だしこそは順調だった。

 しかし、「家族や友人は、みんな○○○○みたいに喜んでいると思います。次もこの調子でいきます」と放送禁止用語を発したのだ。この意表を突く発言にスタジオの空気は凍りついた。司会を務めた三谷紬アナウンサーも困惑しながらも、「一部不適切な表現がありました。失礼致しました」と謝罪した。

 ところが、このままでは終わらなかった。直後のメッシのインタビューでも、「どうですか、この○○○○のようなみんなの喜びは?」と同時通訳が、再び同じ言葉を用いてしまったのだ。
 
 メッシのインタビューを受けて、お笑いコンビ「霜降り明星」のせいやさんは、「いや~すごかったですね、ちょちょちょっと本当に…ちょっと不適切なね、心配で話し聞いてなかったです。手汗がちょっと…」と動揺を隠しきれず、コメントを上手くまとめられなかった。

 三谷さんは、「私もものすごい手汗が出てしまいました」と慌ててカバーし、せいやさんも「すみません、失礼しました」と改めて謝罪した。

 衝撃的な言葉に不快さを感じた視聴者も多かったようで、Twitterでは動画が拡散され、「メッシのインタビュー 全然頭入ってこなかったな」「スタジオももはやフォロー不可能」「ヤバすぎだろ」「放送事故だろ」といったコメントが殺到。そしてトレンドには「アルゼンチン」とこの放送禁止用語の2つが入った。

 同時通訳の大変さも物語っていた今回の事故。とは言え、皆が視聴できる環境においての言葉づかいは改めて考える必要がありそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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