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「CR7が帰ってきた」C・ロナウドの古巣訪問にレアルファン騒然!米メディアは復帰の布石報じる「クラブは歓迎した」【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.15

C・ロナウドが古巣R・マドリーの練習場に姿を現した。現在フリーのCR7は4年ぶりに白い巨人のユニフォームに袖を通すのだろうか。 (C) Getty Images

 白い巨人にCR7は帰還するのだろうか。

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)でベスト8に終わったポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドが古巣スペイン1部リーグのレアル・マドリーの練習場でトレーニングを行なっていると複数の海外メディアが報じている。
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 現地時間14日、スペインメディア『Relevo』は「クリスティアーノ・ロナウドがバルデベバスに帰ってきた」と報じ、C・ロナウドがレアル・マドリーの練習場のピッチに姿を見せて、居合わせた人々を驚かせたと伝えた。この報道に対し、クラブ側も認めているという。

 レアル・マドリーの関係者は、11月22日にプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドと契約を解除し、無所属となったC・ロナウドは新天地が決まるまでの間、9年間在籍したレアル・マドリーのトレーニング施設で長男と2人で練習をしたと明かしている。

 さらに米スポーツ放送局『ESPN』によると、「C・ロナウドは体力維持のためにレアル・マドリー施設内でのトレーニング許可を求め、クラブはこの要求を歓迎したとのことだ。彼はマドリーのトップチームがカルロ・アンチェロッティ監督とトレーニングしている場所から離れた別のピッチで一人で練習をしていた」という。C・ロナウドはW杯期間中にサウジアラビアの強豪アル・ナスルへの移籍が報じられていたが、本人は契約成立を否定している。
 
 37歳のC・ロナウドはポルトガル代表の大黒柱として5大会連続でW杯に出場。グループステージ開幕戦のガーナ戦では65分にPKを決め、史上初めてW杯5大会連続ゴールを奪い、通算8得点目を挙げ、健在ぶりをアピールした。

 だが、チームが決勝トーナメントに進出してからは雲行きが怪しくなった。フェルナンド・サントス監督の戦術的な理由のためか、C・ロナウドは2試合連続でベンチスタート。途中出場した準々決勝モロッコ戦は精彩を欠き、本領を発揮できないままポルトガルは0-1で敗れた。試合終了後、C・ロナウドは駆け足でピッチを去ると、ロッカールームへと向かう通路で号泣した。

 C・ロナウドは2008年、当時の世界最高額である9400万ユーロと言われる移籍金でレアル・マドリーに加入。9年間を過ごし、1試合1点以上という驚異的なペースで得点を量産した。チームではチャンピオンズ・リーグ4回、リーガ2回、個人でもリーガ得点王3回のタイトルを獲得するなど、数えきれない程の勲章を手に入れた。

 加えてマドリー在籍期間中のC・ロナウドは、世界最高のフットボーラーの証である「バロンドール」を4回受賞。通算438試合出場、451ゴール、119アシスト。ゴール数はクラブ歴代最多記録であり、"マドリー史上最高選手"と言っても過言ではない。

 相思相愛な両者。はたして、復帰の可能性やいかに――。

構成●THE DIGEST編集部

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