カタール・ワールドカップ(W杯)では、大会序盤から予想外の試合結果が多く見られた。最初の波乱はメッシ率いるアルゼンチンからアジアの雄、サウジアラビアが白星を挙げた。さらに日本もドイツ、スペインを下すというビッグサプライズを起こしている。また、チュニジアも王者フランスからの大金星を手にした。
【動画】ギリギリ入ってる!番狂わせを演じたスペイン戦の「三笘の1ミリ」の検証動画をチェック さらに、今大会の象徴となるような快進撃を見せているのがモロッコだ。ベルギー、クロアチアと同組となったグループリーグでは2勝1分けと無敗で首位通過を果たし、ノックアウトステージでもスペインをPK戦の末破るなど、勢いに乗ったままアフリカ勢として初のベスト4進出を成し遂げた。
日本がやってのけた強豪国撃破と同様のインパクトが、今回のカタールW杯では大会全体を通じて起こっている印象だ。そして海外メディアでは、今大会で番狂わせを起こした主役たちで構成する「ベスト11」も発表。インドのニュースサイト『My.Kolkata』は、同メディア独自の視点により今大会で輝いた11人を選出している。
トピックでは、モロッコ躍進の原動力となったGKボノやDFロマン・サイス、アルゼンチン戦で得点を挙げたサウジアラビアのMFサレム・アル・ドサリ、韓国のストライカー、チョ・ギュソン等、世界中のファンに衝撃を残したプレーヤーが選ばれており、その中には日本からも2人の選手が名を連ねた。3試合でフル出場し中盤を支えたボランチの遠藤航、そして貴重な2ゴールを記録した右アタッカーの堂安律だ。
同メディアは遠藤については「ドイツ戦でみせたエンドウの中盤での規律と集中力は、攻撃的なプレーに徹したチームにとって譲れないものだった。29歳のエンドウは、ボールを受けるたびに賢く繋ぎ、不必要なリスクを冒すことなくプレーを継続させた」と分析。
さらに、堂安にも「ドイツ戦とスペイン戦で得点を挙げ、ドウアンにとっては夢のような大会であった」と称えており、その上で「この活躍は、ハジメ・モリヤスがシンプルかつセンセーショナルな方法で、スピードあるFWをインパクトのあるサブとして起用したことが功を奏する結果となった」と指摘している。
世界王者や優勝経験国を次々と打ち破るなど、アジア、アフリカ勢の戦いぶりが光った今回のカタールW杯は、これまで以上にサッカーというスポーツの魅力、そして可能性を感じさせてくれた大会だったと言えるのではないだろうか。
同メディアが選出したベスト11は次の通り。
GK ボノ(モロッコ)
DF 右SB:ユースフ・サバリ(セネガル)、CB:ロマン・サイス(モロッコ)、CB:ハリー・ソウター(豪州)、左SB:キム・ジンス(韓国)
MF 右セントラルMF:ソフィアン・アムバラト(モロッコ)、左セントラルMF:遠藤航(日本)、右ウイング:堂安律(日本)、左ウイング:サレム・アル・ドサリ(サウジアラビア)、トップ下:エネル・バレンシア(エクアドル)
FW チョ・ギュソン(韓国)
構成●THE DIGEST編集部
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同メディアは遠藤については「ドイツ戦でみせたエンドウの中盤での規律と集中力は、攻撃的なプレーに徹したチームにとって譲れないものだった。29歳のエンドウは、ボールを受けるたびに賢く繋ぎ、不必要なリスクを冒すことなくプレーを継続させた」と分析。
さらに、堂安にも「ドイツ戦とスペイン戦で得点を挙げ、ドウアンにとっては夢のような大会であった」と称えており、その上で「この活躍は、ハジメ・モリヤスがシンプルかつセンセーショナルな方法で、スピードあるFWをインパクトのあるサブとして起用したことが功を奏する結果となった」と指摘している。
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GK ボノ(モロッコ)
DF 右SB:ユースフ・サバリ(セネガル)、CB:ロマン・サイス(モロッコ)、CB:ハリー・ソウター(豪州)、左SB:キム・ジンス(韓国)
MF 右セントラルMF:ソフィアン・アムバラト(モロッコ)、左セントラルMF:遠藤航(日本)、右ウイング:堂安律(日本)、左ウイング:サレム・アル・ドサリ(サウジアラビア)、トップ下:エネル・バレンシア(エクアドル)
FW チョ・ギュソン(韓国)
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