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日本代表

「論争が絶えない」“三笘の1ミリ”に海外メディアが再脚光! カタールで話題となった5大シーンに選出【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.18

ゴールライン際の瀬戸際のプレーで日本に大きな勝利をもたらした三笘。彼の必至のプレーは批判の的ともなった。(C)Getty Images

ゴールライン際の瀬戸際のプレーで日本に大きな勝利をもたらした三笘。彼の必至のプレーは批判の的ともなった。(C)Getty Images

 約1か月間にわたって熱戦が繰り広げられたカタール・ワールドカップ(W杯)。ピッチ内外で様々なドラマが生まれた今大会だが、一方で物議を醸す場面も少なくなかった。

 現地時間12月17日、インドのスポーツサイト『SPORTSTAR』は、「審判に憤慨した(リオネル・)メッシから、ゴールが無効となった(クリスティアーノ・)ロナウドまで、カタールで起こった論争の数々」と題した特集を掲載。カタール大会で波紋を呼んだシーンを5つもピックアップ。そのなかで“三笘の1ミリ”を選出した。

 列島も大いに沸かせた一コマだった。去る12月1日に行なわれたグループE最終節の日本vsスペイン戦で、三笘薫が決勝点をアシストしたシーンだ。

 最終的に田中碧がゴールへねじ込んだのだが、三笘がクロスを上げた際にボールがゴールラインを割っていたかどうかで論争が勃発。VARチェックの末に、ゴールラインを越えていないとして森保ジャパンの金星を呼び込む逆転ゴールは認められたものの、一部からは疑問の声が上がった。

 これを含めて問題となったシーンの数々を紹介した同メディアは、「リオネル・メッシ、クリスティアーノ・ロナウドが巻き込まれるなど、論争が絶えない大会となった」と回顧し、「入ったか、それとも出ていたか? 日本代表のアオ・タナカがスペイン戦で挙げた決勝点も論争は巻き起こした」と、“三笘の1ミリ”に脚光を当てたのである。
 
 同メディアは今大会でスペインを率いていたルイス・エンリケ監督のコメントも紹介。52歳の指揮官は「加工されたに違いない写真だ。あれが本物のはずがない。操作されているんだろう」と冷静に分析。そのうえで「VARの判定にあれほど時間がかかっていたとき、何か怪しいと感じた。もう何も言うことはないよ」と嘆いていたという。

 なお、同メディアがほかに選出している4つは、以下の場面が取り上げられた。

「メッシが激怒したアルゼンチンvsオランダ戦のイエローカード乱発」
「C・ロナウドを襲ったポルトガルvsウルグアイ戦のゴール取り消し」
「ガーナ戦終盤に韓国がコーナーキックを得たタイミングで吹かれた試合終了の笛」
「フランスvsチュニジア戦で起きたオフサイドによるアントワーヌ・グリーズマンのゴール取り消し」

構成●THE DIGEST編集部

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