ドラマチックな結末を迎えた大一番での判定が波紋を呼んだ。
カタール・ワールドカップ(W杯)決勝が、現地12月18日に開催。アルゼンチンは、前回王者フランスを相手に、3-3で迎えたPK戦の末に4-2と勝利。36年ぶり3度目のタイトルを手にする形で、1か月にわたる大会の幕を閉じた。
【動画】熱き想いで決める!延長後半で3点目を決めたメッシを振り返る
文字通りの熱戦で歴史的な一戦となった試合。だが、結果に納得していない関係者の声も大きい。というのも、試合の主役となったリオネル・メッシに偏った判定がされていたという見方があるのだ。とりわけ物議を醸しているのは27分のプレーだ。
フランスが敵陣に攻め入るなか、テオ・エルナンデス(フランス)がヘディングしようとジャンプするところにメッシがやや遅れて飛び、両者が接触。メッシが地面に倒れ込むと、シュモン・マルチニアク主審はエルナンデスにファウルを告げ、アルゼンチンボールとなったのだ。
試合中継を見ていた元FIFA審判員のメキシコ人フェリペ・ラモス氏は、「メッシへのファウルは決してない!エルナンデスよりも、むしろメッシがファウルだ!27分に酷い判定があった」と憤慨。
さらに仏ジャーナリストのティボー・ヴェジリアン氏も、「テオはどの時点でミスを犯したのか?彼がボールを持っていて、明らかにメッシがぶつかっていったんだ。目を覚ませ審判!」と訴える。またナイジェリア紙『Punch』のファッテ・ハミド記者も「何としてでもメッシに勝ってほしいのか。いくら不公平であるにしても、こんな分かりやすいミス判定はよくない!異様な判定だ」と言及した。
今大会の主役となったアルゼンチンの10番。とはいえ、不公平なジャッジのシーンには世界からは反発の声が上がっている。
構成●THE DIGEST編集部
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試合中継を見ていた元FIFA審判員のメキシコ人フェリペ・ラモス氏は、「メッシへのファウルは決してない!エルナンデスよりも、むしろメッシがファウルだ!27分に酷い判定があった」と憤慨。
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今大会の主役となったアルゼンチンの10番。とはいえ、不公平なジャッジのシーンには世界からは反発の声が上がっている。
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