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「ゼロコスト」のスター争奪戦が冬の移籍市場で活発化! スペイン紙が注目すべき今季契約満了選手をセレクト!!

THE DIGEST編集部

2022.12.28

来夏で契約が切れるデパイ(左)、モドリッチ(中央)、デ・ヘア(右)。今冬の移籍市場出も注目される選手たちだ。(C) Getty Images

 カタール・ワールドカップにより、欧州サッカー界は変則的な日程を強いられているが、その中で冬の移籍市場は例年通り、1月1日から開かれることになる。

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 W杯で鮮烈な印象を残したタレントたちの中には、今冬に引き抜かれる選手もいると思われ、例年以上に注目を集めることになるであろうマーケットだが、それだけでなく、ここから来夏で所属クラブとの契約が切れる選手に、他クラブが接触して本格的な交渉が始まることになる。

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 スペイン・マドリードのスポーツ紙『MARCA』は、市場開幕を前に、今季で契約満了となる選手、いわゆる「ゼロコスト」の大物選手を取り上げ、その中でも注目すべき11人を以下のように挙げている。

◇GK
ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)
◇DF
ネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン)
ミラン・シュクリニアル(インテル)
イニゴ・マルティネス(アスレティック・ビルバオ)
マルコス・アロンソ(バルセロナ)
◇MF
エヌゴロ・カンテ(チェルシー)
ルカ・モドリッチ(レアル・マドリー)
トニ・クロース(レアル・マドリー)
◇FW
マルコ・アセンシオ(レアル・マドリー)
カリム・ベンゼマ(レアル・マドリー)
メンフィス・デパイ(バルセロナ)

 この中で、同メディアは現所属チームと契約延長を交わすと予想しているのは、「交渉が簡単ではない」アセンシオを除くマドリーの3人。バロンドール受賞者のベンゼマは新たな契約を結ぶのは「時間の問題」で、モドリッチは37歳となっても現役続行(それどころか代表キャリアも)を明言し、マドリーも残留を熱望。一方、33歳のクロースには今季限りでの現役引退の噂もあり、「辞めるならマドリーで」という願いが実現する可能性があるという。

 他では、セメドに対してはウルブスが延長オプションを行使すると思われ、アロンソもシャビ監督の希望で新たに2年間の契約更新をオファーする準備がなされているという。また、今季は怪我に苦しんでいるカンテは、中盤に問題を抱えているチェルシーにとっては、同じく今季で契約満了を迎えるジョルジーニョ同様に重要な存在であり、延長オファーが提示されるのは間違いないようだ。
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