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海外サッカー

今夏のフランクフルト離脱濃厚の鎌田大地、サッカー研究機関選定「今夏で契約が切れる選手60人」の同世代で3番目に高い市場価格に!

THE DIGEST編集部

2023.01.13

今夏でフランクフルトとの契約が切れる鎌田。その去就が気になるところだ。(C) Getty Images

今夏でフランクフルトとの契約が切れる鎌田。その去就が気になるところだ。(C) Getty Images

 今季限りで所属するフランクフルトとの契約が切れるということで、その去就が注目されている鎌田大地。クラブが契約延長を打診したものの、それを拒否したと複数の現地メディアから報じられている。

【動画】去就が気になる鎌田大地のフランクフルトでのゴール集!

 スポーツディレクターのマルクス・クレシェ氏は以前から、「ひとりの選手のために、クラブの給与体系を壊すことはしない」として、主力選手であっても、最大限の慰留はするとはいえ、“去る者は追わず”の姿勢を貫くことを明言。先日も、地元紙『Frankfurter Rundschau』に「我々は選手に対し、彼をどのように見ているか、クラブとして何を目指すのか、いかなるプランを立てているか、その中で彼がどんな役割を担うべきかを示した。選手がいかなる決定をするか、見てみよう」と語り、あとは選手次第だとした。

 鎌田については、同じくブンデスリーガではドルトムントが、カタール・ワールドカップでより価値を高め、他国のビッグクラブからの引き合いがあるというジュード・ベンリンガムの後釜として、この日本代表選手の獲得に乗り気だといわれており、ドルトムントの地元メディア『RUHR24』も注目している。

 同メディアは、フランクフルトが提示した年俸300万ユーロ(4億円強)+出来高ボーナスという条件を蹴ったとされる鎌田について、「フランクフルトの契約延長の試みは失敗に終わったことで、同クラブは彼が今夏以降は留まらないと見ている。獲得ターゲットのひとりとなった26歳の鎌田は、次のステップに進みたいと考えている。その場合、年俸も倍になるだろう。ドルトムントは状況を注視している」

 しかし、彼に視線を注いでいるのはドルトムントだけでなく、イングランドのトッテナム、スペインのバルセロナといった国外クラブも移籍先候補として現地メディアから名前が挙げられており、ドイツの放送局『Sport1』も「鎌田には多くの選択肢があり、国外のクラブも考慮に入れている」と報じた。

 このように、その去就が移籍市場の中でも注目を集めている鎌田については、サッカー研究機関「CIES Football Observatory」が、「今年6月に所属クラブと契約が切れる選手60人」のひとりとして注目。この項目では、24歳未満、24~26歳、27~30歳という3つの年齢層で20人ずつ選手を取り上げ、それぞれの推定市場価格を紹介している。
 
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