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日本代表

鎌田大地、IFFHSの「最優秀プレーメーカー」にアジア人で唯一選出! 移籍市場では“有力候補”ドルトムント移籍が白紙に!?

THE DIGEST編集部

2022.12.27

ワールドカップでも存在感を示した鎌田。そんな彼への評価はあらためて高まっている。(C)Getty Images

ワールドカップでも存在感を示した鎌田。そんな彼への評価はあらためて高まっている。(C)Getty Images

 昨季、フランクフルトにとって42年ぶりの欧州タイトルとなるヨーロッパリーグ制覇に大貢献した鎌田大地は、今季はボランチとして新境地を切り拓くとともに、持ち前の得点力に磨きがかかり、15節終了時点でチーム最多の7得点(ブンデスリーガ得点ランキング7位タイ)をマーク。チームの躍進(現在4位)の原動力となっている。

 日本代表でも絶大な存在感を示した26歳は、カタール・ワールドカップにおける森保一監督のメンバー選考にも大きな影響を与え、一躍日本の運命を左右するキーマンとして大きな責任を背負うまでになった。

 1984年以降、サッカーに関する様々な歴史や記録を扱っているIFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)は毎年、様々なポジションの最優秀選手を選出しているが、「最優秀プレーメーカー2022」の候補者25人を以下の通りに発表。日本人およびアジア人では唯一、鎌田のみが名を連ねることとなった。ちなみに来年1月に受賞者が発表される同賞は、過去2年間はマンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが連覇を果たしている。
 
ルカ・モドリッチ(所属レアル・マドリー/国籍クロアチア)
ケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/ベルギー)
ベルナルド・シウバ(マンC/ポルトガル)
トーマス・ミュラー(バイエルン/ドイツ)
ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/ポルトガル)
トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール/イングランド)
エヌゴロ・カンテ(チェルシー/フランス)
ポール・ポグバ(マンU→ユベントス/フランス)
ディミトリ・パイエ(マルセイユ/フランス)
ハカン・シャルハノール(インテル/トルコ)
クリスティアン・エリクセン(ブレントフォード→マンU/デンマーク)
アントワーヌ・グリーズマン(アトレティコ・マドリー/フランス)
フィル・フォデン(マンC/イングランド)
ドゥシャン・タディッチ(アヤックス/セルビア)
ジョシュア・キミッヒ(バイエルン/ドイツ)
セルゲイ・ミリンコビッチ・サビッチ(ラツィオ/セルビア)
ジョルジーニョ(チェルシー/イタリア)
ペドリ(バルセロナ/スペイン)
マルコ・ヴェッラッティ(パリ・サンジェルマン/イタリア)
トニ・クロース(マドリー/ドイツ)
リオネル・メッシ(パリSG/アルゼンチン)
アンヘル・ディ・マリア(ユベントス/アルゼンチン)
アルフォンソ・デイビス(バイエルン/カナダ)
モハメド・クドゥス(アヤックス/ガーナ)
鎌田大地(フランクフルト/日本)

 他の賞での日本絡みのものとしては、「最優秀GK」にW杯では全4試合で日本のゴールを守った権田修一が25人の候補に入り。「最優秀代表監督2022」の候補20名の中に、グレアム・アーノルド監督(オーストラリア)、パウロ・ベント監督(韓国)、エルベ・ルナール監督(サウジアラビア)といったアジア勢とともに、森保監督も選出されている。
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