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日本代表

マンCの総収入はミランの約3倍の1000億円超! パリSGの人件費はなんと総収入超え…欧州8リーグ王者の収支が発表される

THE DIGEST編集部

2023.01.13

総収入でマンチェスター・シティは世界のトップに君臨。(C) Getty Images

総収入でマンチェスター・シティは世界のトップに君臨。(C) Getty Images

 サッカー界では移籍金の高騰によって、ひとりの選手のために天文学的な金が動くのが日常茶飯事となっているが、金額の高さは移籍金だけでなく、放映権料などクラブの収入も以前とは比べ物にならないほどに上昇している。2020年にコロナ禍が世界に広まってからは、無観客などの措置によって世界のクラブは厳しい経営を強いられていたが、徐々にその影響が和らいできたことで、財政状況も回復しつつあるようだ。
 
 サッカービジネスに関するデータサイト「Football Benchmark」は、欧州8リーグの2021-22シーズン王者クラブ(イングランド=マンチェスター・シティ、スペイン=レアル・マドリー、ドイツ=バイエルン、イタリア=ミラン、フランス=パリ・サンジェルマン、オランダ=アヤックス、ポルトガル=ポルト、トルコ=トラブソンスポル)の、同シーズンの収益を『THE EUROPEAN CHAMPIONS REPORT 2023』で発表した。

 まず、各クラブのスポンサー収入、放映権料、チケット&グッズ収入などを含めた総収入、そして前年比(±%)は、以下の通りとなっている。

マンC:7億3100万ユーロ(約1038億円) +13%
マドリー:7億1400万ユーロ(約1014億円) +12%
パリSG:6億7000万ユーロ(約951億円) +18%
バイエルン:6億2700万ユーロ(約890億円) +5%
ミラン:2億6900万ユーロ(約382億円) +16%
アヤックス:1億8900万ユーロ(約268億円) +51%
ポルト:1億4400万ユーロ(約204億円) -6%
トラブゾンスポル:5900万ユーロ(約84億円) +36%

 前年比では唯一、ポルトだけがマイナスとなっているのは、同シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)でグループステージ敗退(前シーズンはベスト8)を喫したことが大きいとされる。最多のマンCの7億3100万ユーロは、もちろん世界最高の数字であり、これに僅差で欧州王者(マドリー)を上回った。11年ぶりにスクデットを手にしたミランは前年比16%と、大きく収益を上げたものの、それでもマンCの約3分の1というところに、現在のプレミアリーグとセリエAの規模の違いが窺える。
 
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