海外サッカー

サッカークラブの長者番付トップ20でプレミア勢が過半数を占める! 他国リーグが太刀打ちできない状況に「無敵になる可能性がある」

THE DIGEST編集部

2023.01.20

14日にオールドトラフォードで行なわれたマンチェスター・ダービー。サッカー界の長者番付では、世界1位と同4位の対戦となった。(C) Getty Images

 世界的監査法人「Deloitte」がサッカークラブの長者番付『デロイト・フットボール・マネーリーグ』の2021-22シーズン版を発表したが、その結果は、改めてプレミアリーグの隆盛ぶりを感じさせるものとなった。
 
1位 マンチェスター・シティ 7億3100万ユーロ(約1031億円)
2位 レアル・マドリー 7億1380万ユーロ(約1006億円)
3位 リバプール 7億170万ユーロ(約989億円)
4位 マンチェスター・ユナイテッド 6億8860万ユーロ(約971億円)
5位 パリ・サンジェルマン 6億5420万ユーロ(約922億円)
6位 バイエルン 6億5360万ユーロ(約922億円)
7位 バルセロナ 6億3820万ユーロ(約900億円)
8位 チェルシー 5億6830万ユーロ(約801億円)
9位 トッテナム 5億2300万ユーロ(約737億円)
10位 アーセナル 4億3350万ユーロ(約611億円)
11位 ユベントス 4億600万ユーロ(約572億円)
12位 アトレティコ・マドリー 3億9390万ユーロ(約555億円)
13位 ドルトムント 3億5690万ユーロ(約503億円)
14位 インテル    3億840万ユーロ(約435億円)
15位 ウェストハム 3億120万ユーロ(約425億円)
16位 ミラン 2億6490万ユーロ(約374億円)
17位 レスター 2億5220万ユーロ(約356億円)
18位 リーズ 2億2340万ユーロ(約315億円)
19位 エバートン 2億1370万ユーロ(約301億円)
20位 ニューカッスル 2億1230万ユーロ(約299億円)

 トップ20の中にプレミアリーグ勢は過半数以上の11クラブが含まれているが、ひとつのリーグからこれほど多くのクラブがランクインしたのは、26年間の調査で初めてのことであるという。

 トップは一昨季同様にマンチェスター・シティで、前年比で8610万ユーロ(約121億円)と13%以上の増収。2位もレアル・マドリー(前年比11%アップ)が順位を維持したが、3位には4つ順位を上げたリバプール(27%増収)がつけ、ともにワンランクアップのマンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマンと続いている。

 リバプール以外で大きく順位を上げたのは、ミラン(16位←19位)、20位以下からランクインしたリーズ(18位)とニューカッスル(20位)。それぞれの前年比アップ率は、順に22%、17%、25%と非常に高い。逆に順位を下げたのは、バイエルン(6位←3位)、バルセロナ(7位←4位)、ユベントス(11位←9位)、レスター(17位←15位)といったところだ。
 
NEXT
PAGE
プレミアリーグの全20クラブがトップ30にランクインするのも近い?