Jリーグから海外挑戦を目指す日本人選手にとっても、選択肢の一つとして定着しつつあるスコットランド・リーグ。そこで現在リーグ首位を独走するセルティックにあって、主力として支えているのが、古橋亨梧、前田大然、旗手怜央などの日本人選手であることは言うまでもない。
今冬にはヴィッセル神戸から小林友希を、そして年明けには昨シーズン横浜F・マリノスでMVPを獲得した岩田智輝を獲得。さらには韓国代表のオ・ヒョンギュも加入し、クラブ内でアジア人が勢力を伸ばしているセルティック。そんな名門に思いもよらない問題が浮上している。
地元メディア『THE CELTIC WAY』のショーン・マーティン記者は、2023年アジア杯が2024年1月開催の可能性が浮上したことに注目。現在のメンバーから、半数近くがチームを離脱すると指摘した。
アジア杯とは、国の威信を懸けたアジアナンバー1を決める国際タイトルであり、日本は過去最多4度の優勝を誇る。これまで幾度の激闘が生まれてきた重要な大会であり、日本は前回2019年のUAE大会は決勝でカタールに敗れて準優勝している。
この大会は当初、今年6月に中国で開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中国が開催権を返上。カタール、韓国、インドネシアが代替開催地に立候補し、昨年10月のAFC実行委員会でカタールでの開催が決定した。さらに、カタールの暑さを避けるため、まだ正式発表はないが、大会の開催時期は2023年6月ではなく、2024年1月に変更される予定だ。
マーティン記者は、スコットランドリーグがすでに2023-24シーズンの主要日程を発表しているとしたうえで「現状では、ウインターブレイクはアジア杯の開催日と一致していない」と断言。つまり、セルティックのウインターブレイク明けは、アジア杯の開催直前になると指摘している。
加えて「現在のセルティックのメンバー構成からすると、アンジェ・ポステコグルー監督は今から約1年後のシーズン半ば、リーグ戦再開時にはトップチームのメンバー過半数を欠いた状態で臨まなきゃいけない可能性がある」と言及している。
なかでも、同記者はチームの核となる日本人選手たちに着目し「キョウゴ・フルハシ、ダイゼン・マエダ、レオ・ハタテ、ユウキ・コバヤシ、トモキ・イワタは出場できる可能性がある」と予測している。
マーティン記者は、セルティックには現在6人の日本人選手が在籍しており、そのうち古橋、前田、旗手、岩田は森保一監督の目に留まり大会の代表メンバーとして招集される可能性が十分にあると語る。
また、小林についても「代表キャップはないが、もしセルティックのトップチームで活躍し続ければ、間違いなく招集される可能性はある」と期待を寄せており、セルティックの屋台骨を支える日本人選手が、全員森保ジャパン入りする見通しを立てている。
まだまだ来シーズン先の話だとはいえ、セルティックにとっては気が気でない問題であることは確かだ。
構成●THE DIGEST編集部
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今冬にはヴィッセル神戸から小林友希を、そして年明けには昨シーズン横浜F・マリノスでMVPを獲得した岩田智輝を獲得。さらには韓国代表のオ・ヒョンギュも加入し、クラブ内でアジア人が勢力を伸ばしているセルティック。そんな名門に思いもよらない問題が浮上している。
地元メディア『THE CELTIC WAY』のショーン・マーティン記者は、2023年アジア杯が2024年1月開催の可能性が浮上したことに注目。現在のメンバーから、半数近くがチームを離脱すると指摘した。
アジア杯とは、国の威信を懸けたアジアナンバー1を決める国際タイトルであり、日本は過去最多4度の優勝を誇る。これまで幾度の激闘が生まれてきた重要な大会であり、日本は前回2019年のUAE大会は決勝でカタールに敗れて準優勝している。
この大会は当初、今年6月に中国で開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中国が開催権を返上。カタール、韓国、インドネシアが代替開催地に立候補し、昨年10月のAFC実行委員会でカタールでの開催が決定した。さらに、カタールの暑さを避けるため、まだ正式発表はないが、大会の開催時期は2023年6月ではなく、2024年1月に変更される予定だ。
マーティン記者は、スコットランドリーグがすでに2023-24シーズンの主要日程を発表しているとしたうえで「現状では、ウインターブレイクはアジア杯の開催日と一致していない」と断言。つまり、セルティックのウインターブレイク明けは、アジア杯の開催直前になると指摘している。
加えて「現在のセルティックのメンバー構成からすると、アンジェ・ポステコグルー監督は今から約1年後のシーズン半ば、リーグ戦再開時にはトップチームのメンバー過半数を欠いた状態で臨まなきゃいけない可能性がある」と言及している。
なかでも、同記者はチームの核となる日本人選手たちに着目し「キョウゴ・フルハシ、ダイゼン・マエダ、レオ・ハタテ、ユウキ・コバヤシ、トモキ・イワタは出場できる可能性がある」と予測している。
マーティン記者は、セルティックには現在6人の日本人選手が在籍しており、そのうち古橋、前田、旗手、岩田は森保一監督の目に留まり大会の代表メンバーとして招集される可能性が十分にあると語る。
また、小林についても「代表キャップはないが、もしセルティックのトップチームで活躍し続ければ、間違いなく招集される可能性はある」と期待を寄せており、セルティックの屋台骨を支える日本人選手が、全員森保ジャパン入りする見通しを立てている。
まだまだ来シーズン先の話だとはいえ、セルティックにとっては気が気でない問題であることは確かだ。
構成●THE DIGEST編集部
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