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海外サッカー

「大きな違いを生んだ」スター軍団パリSGを苦しめた伊東純也。敵地での躍動に仏紙絶賛「ドンナルンマに警戒を強いた」

THE DIGEST編集部

2023.01.31

伊東が敵地でのパリSG戦で躍動。勝点奪取に貢献した。(C) Getty Images

伊東が敵地でのパリSG戦で躍動。勝点奪取に貢献した。(C) Getty Images

 現地時間1月29日に行なわれたリーグアン第20節、スタッド・ドゥ・ランス(以下ランス)は首位パリ・サンジェルマンと引き分け、公式戦連続無敗を14試合(リーグでは12試合)に伸ばした。

【動画】相手の退場も誘発した伊東純也。パリSG対S・ランス戦ハイライト
 敵地パルク・デ・プランスでの一戦、スター軍団相手にも積極的に仕掛けて決定機も創出したランスは、51分にリオネル・メッシのシュートのこぼれ球を拾ったネイマールのドリブルシュートで失点を許すも、59分に伊東純也への危険なタックルでマルコ・ヴェッラッティが退場となったホームチームを攻め立て、アディショナルタイムの5分にカモーイ・ドゥンビアのスルーパスを受けたフォラリン・バロガンがGKジャンルイジ・ドンナルンマをかわしてゴールネットを揺らし、劇的に勝点1を奪取してみせた。

 伊東は2列目右サイドでウィンガー的役割でのチャンスメイクの他、チームメイトとの連係やゴール前への飛び出しで自身がフィニッシュに絡むなど、幾つか印象的なプレーを披露。また、前述のヴェッラッティの一発退場の他、マルキーニョスへの警告も誘発するなど、チームへの貢献ぶりは多岐にわたった。

 クラブのSNS、公式サイトとともに試合結果のレポートにそのプレー写真が使われた背番号39に対する現地メディアの報道を見ると、日刊紙『LE FIGARO』は「アレクシス・フリップスと伊東がパリジャンを苦しめた」と綴り、ランスの両ウイングが効果的なプレーをしたことを強調し、以下のように続けている。

「それぞれ、左右のウイングを務めたアタッカーは、試合において大きな違いを生み出し、チームの成功に積極的に関与した。彼らは活気に満ち、技術も高く、敵陣の最後の30メートルで適切なプレーを見せて、相手守備陣を翻弄し、不安を掻き立てた。2人に代わって出場したミチェル・ファン・ベルヘン、アルベル・ゼネリも、パリSGの最終ラインに問題を引き起こすなど、ランスは(このポジションでの)人材の豊富さを示した」
 
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