海外サッカー

三笘薫は「アジアナンバーワン」――中国メディアが異例の特集。筑波大で書いた卒業論文にも注目

THE DIGEST編集部

2023.02.10

ブライトンで輝きを放つ三笘。素晴らしいプレーには、中国メディアからも称賛の声が寄せられている。(C)Getty Images

 イングランドのプレミアリーグで、圧巻のパフォーマンスを披露しているブライトンの三笘薫が中国でも熱視線を浴びている。
【動画】「ミトマジック!」ブライトン公式も称賛!三笘薫の"美しいヘディング弾"をチェック

 中国メディアの『捜狐』では、「カオル・ミトマってどんな人?」と題した異例の特集記事を掲載。三笘は中国のファンから「アジアナンバーワン」と呼ばれていると紹介し、これまでの経歴についても説明した。

 まず、同メディアは冒頭で「最近では、カオル・ミトマの名前が中国でも浸透しており、プレミアリーグでの彼のパフォーマンスは、ますます注目度が高まっている」と三笘の話題性を強調。「ミトマは、わずか5か月で世界のサッカー界を征服した。このような伝説的なキャリアには非常に驚いている」と伝えている。

 続けて、三笘の生い立ちについても言及。三笘が兄の影響でサッカーを始めたことや、高校卒業まで川崎フロンターレの下部組織に所属し、トップチームへの昇格を勧められるも敢えて断りを入れ、筑波大学に進学したことにも触れた。

 そのなかでも、三笘が大学時代に書いたという卒業論文に注目。「サッカーの1対1場面における攻撃側の情報処理に関する研究」をテーマに、自身のドリブルについて深く掘り下げた25歳に強い興味を示した。

 同メディアは、三笘がドリブルを得意とする理由は、大学で得た知識がプラスに働いていると見解。「彼の試合を見た人たちは理解できるだろう。ブライトンのような未知のチームでプレーしているにもかかわらず、カオル・ミトマは屈指のウインガーとして強さを証明している」と称えている。
 
 そして、文面の最後には冗談たっぷりにこう記した。

「プレミアリーグで活躍するディフェンダーが今一番やりたいことは、カオル・ミトマの卒業論文を入手し、彼を攻略することだ。中国の選手はいつになったら、ミトマのようなプレーをしてくれるだろうか」

 さまざまな経験を糧に進化し続ける三笘薫。日本だけでなく世界をも魅了する日本代表MFから目が離せない。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】「格が違いすぎる」三笘薫の"3戦連続ゴール"に中国メディアも驚嘆!「この勢いは止められない」

【関連記事】「ミトマからさらなる魔法!」再び終盤の劇的弾!! 三笘薫、リーグ5戦4発の爆発ぶりにクラブ公式も脱帽

【関連記事】「ミトマの代わりは誰もできない」三笘薫の値千金弾に英メディアは称賛の嵐!指揮官も敬意「彼には天性の資質がある」
NEXT
PAGE
【動画】「ミトマジック!」ブライトン公式も称賛!三笘薫の“美しいヘディング弾”をチェック