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海外サッカー

「僕のベストシーズン」久保建英が現地ラジオ番組で絶好調宣言! R・マドリー時代も回顧「いい経験ができたし、今の自分を作った」

THE DIGEST編集部

2023.02.18

相手DFとボールを競る久保。ラジオ番組にR・ソシエダで充実したシーズンを過ごしていると明かした。(C) Getty Images

相手DFとボールを競る久保。ラジオ番組にR・ソシエダで充実したシーズンを過ごしていると明かした。(C) Getty Images

 今シーズンもすでに半分を消化したラ・リーガ。21試合を終え、バルセロナとレアル・マドリーの2強がトップ戦線を引っ張るなか、快進撃を続けているチームがある。日本代表の久保建英が所属するレアル・ソシエダだ。

 2位のマドリーとは勝点6差の3位につけている今季のラ・レアル(ソシエダの愛称)。このままの調子で4位以内に入れば、来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権を獲得できる。そんなバスクの雄を牽引しているのが、21歳の日本人であることは言うまでもない。

 前節のエスパニョール戦では先制ボレー弾に加え、3点目のオウンゴールにも絡むなど、攻守で欠かせないパフォーマンスを発揮している久保。リーグ戦2試合連続でMVPに選出されるなど、日本代表MFの活躍は現地メディアを大いに賑わしている。

 そんな久保は現地2月16日、スペインの人気ラジオ番組『Kirol gaua』に出演。番組内で「最高のシーズンを送れている。レアル・ソシエダにいられてとても幸せだ」と語っている。

 久保はユース時代を含め、これまでスペイン国内ではバルセロナ、レアル・マドリー、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェ、再びマジョルカを経て昨夏マドリーからレアル・ソシエダへ完全移籍を果たした。

 久保はスペインでのキャリアを「どのチームでもいい経験ができたし、それが今の自分を作っている。多くの監督、多くのチームに所属し、その中でベストを尽くしてきたつもりです」と振り返っている。
 
 多くの移籍を繰り返したことで、様々な経験を得られたと話す久保。「だからこそ、この年代の他の選手よりも完成度が高いと思う」と過去の所属先での激しい競争が、今のソシエダで存分に生かされていると語っている。

 司会者から「ようやく自分の居場所を見つけられたのか?」と質問されると「はい、本当にそうです」と本人も認めるほど、今の環境は充実していると強調している。

 久保は「スタジアムを埋め尽くすファンや報道陣に愛されているこのクラブの一員になれて、とても幸せですし、そのうえ結果も順調です。プレーできているし、何よりもチームがうまくいっているので嬉しいです」と笑顔で語ると、これまでのところ「僕のベストシーズンと言える」と充実したシーズンを過ごしていると同番組に明かした。

 チームは現在チャンピオンズ・リーグ出場圏内につけているが「現時点ではうまくいっているし、結果も出ている。たとえ試合が良くても、結果が伴わないときが必ず来ますから、その時にどう対応するかですね」と、21歳の日本人は冷静に現状を分析した。

 現地18日には、リーグ14位セルタとの対戦が控えている。本拠地のサポーターの前で三度興奮させるような活躍を見せるのか、大いに注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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