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「メジャークラブへの移籍条件を満たした」鎌田大地が最高評価を獲得! ブラジルメディアがドイツの日本人選手17人の22-23シーズンを一斉査定!

THE DIGEST編集部

2023.06.23

鎌田(左)、遠藤(右上)は高評価を獲得。一方でチームの2部降格を救えなかった吉田(右下)は……。(C)Getty Images

 2022-23シーズン、欧州主要リーグで多くの日本人選手がプレーし、それぞれのリーグで秀逸なパフォーマンスを発揮してチームに貢献した者もいれば、過酷な環境で苦しみ続ける者もいた。

 ブラジルの総合メディア『Globo』は、リーグ単位で今季のサムライ戦士たちを評価しており、ドイツのブンデスリーガ、およびブンデスリーガ2(2部リーグ)で奮闘した17人の選手に対して、「素晴らしい」「良い」「及第点」「悪い」「酷い」という5段階の評価を下すとともに、それぞれのシーズンを振り返っている。

 最高評価を得た選手は3人で、ひとり目はフランクフルトで32試合出場・9得点5アシストを記録した鎌田大地。寸評では、「メジャークラブへの移籍条件を満たしたシーズン。フランクフルト在籍期間において最高の1年を過ごし、2列目のMFが主な役割だったが、常に前に出てラストパスを出し、プレーを完了させた。チャンピオンズリーグ(CL)では、トッテナム、マルセイユ、スポルティングとの一戦でゴールを決め、チームの16強入りを決定づけた」と綴られた。
 
 ふたり目はプレーオフの末に1部残留を果たしたシュツットガルトのキャプテン、遠藤航で、「リーガの『デュエル王』にはなれず、ランキング4位に終わったが、それでも今季は彼にとってドイツでの最高のシーズンだったと言えよう。規則正しいマークの能力に加えて、攻撃ではキャリアでの最高の成績(5得点4アシスト)を残し、大事な試合でのゴールとアシストでチームを降格の危機から救った」と称賛されている。

 そして、3人目は堂安律。フライブルク加入1年目で、5得点4アシストいう成績以上のインパクトを放ったアタッカーのシーズンを、同メディアは「最初から先発選手として活躍し、フライブルクを高みに押し上げ、上位争いを展開するのに貢献。カタール・ワールドカップで最高のパフォーマンスを見せて成功を収めた後も、彼はフライブルクの中心選手であり続け、中盤の右や中央でプレーした。守備面での貢献も高く評価され、さらに、デュエルの勝利数ランキングでは15位につけた」と振り返った。
 
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