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日本代表

「日本代表が羨ましい」「ファウルで止めるしか…」中国メディアが“22歳”で快勝の森保ジャパンを絶賛!

THE DIGEST編集部

2019.12.11

東京五輪世代の上田(中央)も前線でスタメン出場。溌溂としたパフォーマンスを披露した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

東京五輪世代の上田(中央)も前線でスタメン出場。溌溂としたパフォーマンスを披露した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 若手主体のメンバー構成で韓国入りした日本代表が、快勝スタートを切った。

 現地火曜日に釜山で開催されたE-1東アジア選手権。森保ジャパンは中国との開幕ゲームに臨み、2-1の勝利を飾った。

 29分、森島司のグラウンダーパスを鈴木武蔵が左足で豪快にゴールに蹴り込んで先制。後半に入って中国に主導権を握られる時間帯があったものの跳ね返し、70分には井手口陽介のCKを三浦弦太が頭でねじ込み、リードを広げた。終了間際に追いすがる中国に1点差に詰め寄られるも凌ぎ切り、しっかり3ポイントを掴んだ。

 そんな若きジャパンの戦いぶりを称えたのが、中国全国スポーツ紙『新浪体育』だ。「テクニックにファウルで対抗しても未来はない」と母国代表チームを断じ、次のようにレポートしている。

「この日、日本のスタメンの平均年齢は22歳の若さだった。しかもほとんどの選手はA代表での経験が浅く、チームとして練習もさしてこなしていないという。対峙したのは、同じくフルメンバーではなかったとはいえ、平均年齢28歳のベテラン揃いのチーム。彼ら(中国代表)は日本の若き才能の圧倒的な技術とパスワークの前に苦しみ続け、前半はとくに乱暴なファウルでしか止められなかった。テクニックにファウルで対抗するばかりでは、中国サッカーに未来はない。あらためて両国における若手育成の大きな差を痛感させられた」

 
 さらに同紙は「日本が羨ましい限りだ。今日ピッチに立った選手の多くは3年後にさらに進化を遂げて代表チームを支えているだろう。かたや中国代表選手の大半は第一線から退くか引退しているのだから」と記し、「中国で唯一の光明となったのは(右SBで)24歳のミン・ティアンだけだ」と嘆いている。

 E-1東アジア選手権は日本、韓国、中国、香港の4か国が総当たりで戦い、東アジア王者を決める恒例の大会。日本は土曜日に香港と第2戦を消化し、最終日の12月18日に宿敵・韓国と雌雄を決する。

構成●THE DIGEST編集部

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