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「日本の超特急がマーカーを打ち破った」 先制アシストの三笘薫にメディアも注目! 恩恵受けたウェルベックも「カオルとのプレーは素晴らしい」

THE DIGEST編集部

2023.07.31

ニューカッスル戦で1アシストを記録した三笘薫。(C)Getty Images

 ブライトンは現地時間7月28日に行なわれたニューカッスル戦で1-2の敗戦を喫し、1勝2敗の成績で今夏のアメリカ遠征を終えている。

 ニュージャージー州ハリソンの「レッドブル・アリーナ」で行なわれた一戦、ブライトンは49分に三笘薫のクロスをファーサイドで合わせたダニー・ウェルベックのゴールで先制点を奪うが、終盤の86分にDF陣がクロスに対して動きを止めたところをエリオット・アンダーソンに奪われて同点とされ、さらにアディショナルタイムにも縦パスがアンダーソンに渡って決勝ゴールを許してしまった。

 とはいえ、ブライトンのクラブ専門メディア『WE ARE BRIGHTON.COM』は、「最初の60分間は、ブライトンが上回った。"シーガルズ"にとっては良い内容であり、多くのチャンスを創った彼らにもう少し決定力があったなら、アンダーソンの終了間際の2連射は何の意味も持たなかったかもしれない」と、この一戦についてはポジティブに捉えている。
 
 同メディアは、チェルシー戦で4失点を喫した際には、「さらなる守備面の戦力補強が必要」と訴えていたものの、今回の終盤の2失点については「58分から80分の間にフィールドプレーヤー全員が交代したことで、アルビオンのリズムは途切れ、ニューカッスルが主導権を握った。ロベルト・デ・ゼルビ監督が最後の30分間にこれほど多くの若い選手を最終ラインに投入しなければ、おそらくは起こらなかったことである」と気にしていない。

 このような試合において、三笘は定位置の左ウイングとして先発出場を果たし、62分までプレー。チェルシー戦同様にウェルベックのゴールをアシストしたが、今回はヘディングではなく、マーカーとの1対1から持ち前の加速力で振り切ってグラウンダーのクロスを入れるという、最も得意なプレーからのお膳立てだった。他にも、速攻から長距離ドリブルを経てファクンド・ブオナノッテに決定機を提供するなど、日本代表アタッカーは見せ場を創った。
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クラブの公式サイトも「三笘の素晴らしい活躍」と伝える

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