ジャパンツアーで来日中のインテルとパリ・サンジェルマンが８月１日、東京・国立競技場で対戦した。スコアが動いたのは63分。MFヴィティーニャがミドルシュートを突き刺してパリSGが先制に成功した。

【動画】試合後に談笑するラウタロとハキミをチェック！

　ブロック守備を敷くインテルは、それでもゴールチャンスを虎視眈々と狙っていた。81分に中盤の底からボールをつないで前進すると、MFダビデ・フラッテージのパスを受けた途中出場のFWセバスティアーノ・エスポージトがゴールを決めて同点に追いつく。

　その２分後には、GKフィリップ・スタンコビッチからのパスをつないで敵陣に侵入。最後は同じく途中からピッチに送り込まれたMFステーファノ・センシがゴールを決めて、インテルがスコアをひっくり返した。

　試合はこのまま２－１でインテルが勝利。１－１のドローだった７月27日のアル・ナスル戦と合わせ、インテルは無敗でジャパンツアーを終えている。
  　試合後、インテルのラウタロ・マルティネスとパリSGのDFシュラフ・ハキミが談笑するシーンが見られた。ハキミは2020－21シーズンにインテルに在籍しており、とりわけラウタロとはプライベートでも時間を共有するほどの仲だった。

　インテル公式SNSがアップした２人の談笑シーンを見たインテリスタ（インテルのファン）は、「ラウタロ、ハキミをミラノに連れて帰ってきてくれ」「２人が並ぶなんて懐かしい」「またインテルに戻ってきてくれ」「アッピア―ノ（インテルの練習場）で待ってるぞ」「泣かせるシーンだ」といったコメントが殺到した。

　ハキミが在籍した20－21シーズンに、インテルはセリエA優勝を成し遂げた。当時、レギュラーとして右サイドを縦横無尽に駆け回ったハキミの雄姿は、いまでもインテリスタの心に刻まれているようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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