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久保建英の「新相棒」はミランの悩める天才レフティー? シルバ後釜候補に急浮上

THE DIGEST編集部

2023.08.02

久保(左)の新たな相棒はデ・ケテラーレ(右)に?(C)Getty Images

 久保建英が所属するレアル・ソシエダにとって大きな課題の1つが、ダビド・シルバの後釜探しだ。

 チームにとって唯一無二のゲームメーカーだったシルバだが、7月下旬に左膝十字靱帯を損傷。37歳という無理がきかない年齢になっていたこともあり、そのまま現役引退を決断せざるをえなかった。

 こうして攻撃的MFが重要な補強ターゲットになったソシエダは、ドニー・ファン・デ・ベーク(マンチェスター・U)をはじめ鎌田大地(前フランクフルト)、セルジ・ダルデル(エスパニョール)などの調査をしていると報じられてきた。

 ただ、ここにきて新たな新戦力候補が浮上。移籍市場のエキスパートであるスペイン・メディア『REVELO』のマッテオ・モレット記者によれば、ソシエダはミランに所属するベルギー代表MFのシャルル・デ・ケテラーレにも興味を示しているという。
 
 天才レフティーとして知られる現在22歳のデ・ケテラーレは昨夏、クラブ・ブルージュから移籍金3550万ユーロ(約53億円)でミランに加入。しかし、昨シーズンはチームに馴染めず、持ち味のテクニックと創造性をほとんど発揮できないままセリエA32試合出場で0ゴール・1アシストの体たらくに終わる。

 今夏のミランはすでに7人を加える大型補強に動いており、悩めるデ・ケテラーレは売却要員の位置付け。キャピタルロスを防ぐ意味もあり、最低でも2800万ユーロ(約42億円)を得たいと考えている。

 ここまでデ・ケテラーレにはPSV、アタランタ、マルセイユ、アストン・ビラ、RBライプツィヒ、RCランスなど関心を寄せていると報じられてきたが、その争奪戦にソシエダも加わった格好だ。

 久保の良き相棒にして良き見本となっていたシルバの後釜探しは、はたしていかなる決着を見るのか。要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部