日本人13人目のセリエA戦士が誕生した。
現地8月4日、イタリア・セリエAの強豪ラツィオは日本代表MF鎌田大地の加入を正式発表した。同国への入国ビザ発給のための事務的な手続きが完了次第、鎌田はマウリツィオ・サッリ監督率いるチームに合流する。
一時は同じイタリアの名門クラブ、ACミラン加入が有力視されていたが、同クラブ強化部門の人事異動などで状況が一変。EU圏外枠の問題もあって契約が破談となり、各国強豪クラブとの接触がありながらも、フリーのままになっていた鎌田。紆余曲折があったなか、ようやく新天地が決定した。
現地では27歳の日本人フットボーラーに、早くも期待の声があがっているようだ。ラツィオのあらゆる情報を発信する専門メディア『Lazio Press.it』は「昨夜、ダイチ・カマダはついに2027年(2年契約で1年の延長オプションが付き)までの年俸300万ユーロ(約4億5000万円)で契約を結んだ」と報じた。
同メディアのバレリオ・カヌッツィ記者によると「メディアカルチェックを終えた彼は、すぐに出口で数十人のファンに歓迎された。ダイチは内気な性格だが、新しいファンとサインや自撮りにすぐに打ち解けた」と自身のX(旧ツイッター)にサポーターから熱烈な歓迎を受けている鎌田の様子を投稿。「ラツィオのシャツを着た彼の冒険が始まろうとしている」と締めくくり、ブンデスリーグで眩い活躍を見せた日本人に大きな期待を寄せている。
イタリア方面の移籍市場に精通しているジャーナリストのニコロ・シラ氏も鎌田とラツィオの契約に熱い視線を注ぐ。同氏は鎌田が代理人やクラブ幹部が見守るなか、契約書にサインをしている写真を投稿して「契約が完了した」と報告。ドイツからイタリアに戦いの舞台を移す鎌田に少なからず注目しているようだ。
『Lazio Press.it』は、「カマダの加入により、セリエAにおける日本の伝統が引き継がれ、日本チームを擁するすべてのチームが日本国内でブームを巻き起こすことになった。今度はラツィオの番だ」と綴り、過去には中田英寿(ペルージャなど)、中村俊輔(レッジーナ)、長友佑都(チェゼーナ、インテル)、本田圭佑(ACミラン)など日本人選手の獲得で小さくないジャパンマネーを獲得してきたクラブのように、ラツィオのマーケティング部門はすでに日本でのサポーターを増やすための施策、取り組みなどを計画しているという。
イタリアの首都ローマを本拠地とする名門は昨シーズン、ナポリに次ぐリーグ2位に食い込み、今季は3年ぶりに欧州チャンピオンズリーグに出場する。背番号6を背負う日本人は、はたしてどんなパフォーマンスを見せるのか。新戦力として、現地の期待は早くも高まっている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】日本人13人目のセリエA戦士・鎌田大地がラツィオで大歓迎!
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現地8月4日、イタリア・セリエAの強豪ラツィオは日本代表MF鎌田大地の加入を正式発表した。同国への入国ビザ発給のための事務的な手続きが完了次第、鎌田はマウリツィオ・サッリ監督率いるチームに合流する。
一時は同じイタリアの名門クラブ、ACミラン加入が有力視されていたが、同クラブ強化部門の人事異動などで状況が一変。EU圏外枠の問題もあって契約が破談となり、各国強豪クラブとの接触がありながらも、フリーのままになっていた鎌田。紆余曲折があったなか、ようやく新天地が決定した。
現地では27歳の日本人フットボーラーに、早くも期待の声があがっているようだ。ラツィオのあらゆる情報を発信する専門メディア『Lazio Press.it』は「昨夜、ダイチ・カマダはついに2027年(2年契約で1年の延長オプションが付き)までの年俸300万ユーロ(約4億5000万円)で契約を結んだ」と報じた。
同メディアのバレリオ・カヌッツィ記者によると「メディアカルチェックを終えた彼は、すぐに出口で数十人のファンに歓迎された。ダイチは内気な性格だが、新しいファンとサインや自撮りにすぐに打ち解けた」と自身のX(旧ツイッター)にサポーターから熱烈な歓迎を受けている鎌田の様子を投稿。「ラツィオのシャツを着た彼の冒険が始まろうとしている」と締めくくり、ブンデスリーグで眩い活躍を見せた日本人に大きな期待を寄せている。
イタリア方面の移籍市場に精通しているジャーナリストのニコロ・シラ氏も鎌田とラツィオの契約に熱い視線を注ぐ。同氏は鎌田が代理人やクラブ幹部が見守るなか、契約書にサインをしている写真を投稿して「契約が完了した」と報告。ドイツからイタリアに戦いの舞台を移す鎌田に少なからず注目しているようだ。
『Lazio Press.it』は、「カマダの加入により、セリエAにおける日本の伝統が引き継がれ、日本チームを擁するすべてのチームが日本国内でブームを巻き起こすことになった。今度はラツィオの番だ」と綴り、過去には中田英寿(ペルージャなど)、中村俊輔(レッジーナ)、長友佑都(チェゼーナ、インテル)、本田圭佑(ACミラン)など日本人選手の獲得で小さくないジャパンマネーを獲得してきたクラブのように、ラツィオのマーケティング部門はすでに日本でのサポーターを増やすための施策、取り組みなどを計画しているという。
イタリアの首都ローマを本拠地とする名門は昨シーズン、ナポリに次ぐリーグ2位に食い込み、今季は3年ぶりに欧州チャンピオンズリーグに出場する。背番号6を背負う日本人は、はたしてどんなパフォーマンスを見せるのか。新戦力として、現地の期待は早くも高まっている。
構成●THE DIGEST編集部
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