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海外サッカー

「今季初のKYOGOAL!」 開幕戦1G1Aの古橋亨梧にクラブ、現地メディアが賛辞!「ポジションを下げた際の危険性が示された」

THE DIGEST編集部

2023.08.07

開幕戦で1G1Aの活躍を見せた古橋亨梧。(C)Getty Images

開幕戦で1G1Aの活躍を見せた古橋亨梧。(C)Getty Images

 2023-24シーズンのスコティッシュ・プレミアシップが開幕。8月5日には王者セルティックがロス・カウンティと対戦し、4-2の勝利を収めた。

 本拠地セルティック・パークでの一戦、ホームチームは17分にPKを獲得し、これをデイビッド・ターンブルが決めて先制すると、9分後にはリエル・アバダの右サイドからの速いクロスに古橋亨梧が右足で合わせて加点。42分にも左サイドの攻略からマシュー・オライリーのクロスをファーサイドのターンブルがダイレクトで叩き込んで3点目を挙げ、仕上げに73分、古橋の巧みなダイレクトプレーで抜け出したオライリーがダメ押しの1点を挙げた。

 60分と後半アディショナルタイムに失点を喫したことも含め、攻守で課題が残ったものの、ブレンダー・ロジャーズ新体制の初陣を白星で飾った王者セルティック。この試合では、古橋、前田大然がスタメン入り。そして67分には、MF旗手怜央も交代出場でピッチに立った。
 
 3人の日本人プレーヤーの中で最も強い印象を見る者に与えたのは、やはり前述の通りゴールとアシストをひとつずつ決めた28歳の日本代表ストライカーだろう。今オフにイングランド行きが噂されながらも、セルティック愛を示しての契約延長でファンを大喜びさせた古橋は、今季開幕戦でもいきなり結果を出してホームスタジアムを大いに沸かせた。

 高い技術に裏打ちされたダイレクトプレーは、ゴールに結びついた場面以外でもチャンスを生み出し(2点目の場面ではアシストのオライリーにパスを通した)、79分にベンチに退くまで幾つもの見せ場を作ってみせた。

 セルティックはチームのSNSで古橋のプレーを、「キョウゴがアバダの完璧なクロスをゴールに叩き込んだ」「今季初の“KYOGOAL”!」「キョウゴのクレバーなアシスト」と絶賛。公式サイトでも「キョウゴとオライリーのスタイリッシュなワンツーにより、“素敵”な連係プレーが決まった」「再びキョウゴとオライリーが連係し、日本人ストライカーが相手DFの上を越える素晴らしいボールを放ち、オライリーがゴールに突き刺した」と、賛辞を交えて伝えている。
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