去就が注目されているネイマールが、所属するパリ・サンジェルマンに対して退団の意向を伝えたと、フランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』が報じている。
2017年夏に、今なお史上最高額である2億2200万ユーロ(約349億円)の移籍金でバルセロナから加入したブラジル代表FWは、同時加入のキリアン・エムバペ、そして2021年に加わったリオネル・メッシとともに前線のトリオ「MNM」を組んで大いに注目されたが、最大の目標であるチャンピオンズリーグ(CL)制覇は叶わず、今夏にメッシは契約満了を受けてアメリカに去り、来夏のレアル・マドリー入団を望むエムバペはクラブと冷戦状態。チームとの合流を禁じられている。
フランスのラジオ局『RMC SPORT』は「MNMがひと夏で“蒸発”」と表現したが、ネイマールについてはパリSG側が不可欠な戦力とは考えておらず、昨季から放出の可能性を探っているといわれていた。そして『L’EQUIPE』紙は8月7日付の記事で、「このブラジル人選手は日曜日にパリSGのナセル・アル=ケライフィ会長と会談し、バルセロナ移籍の意向を伝えた」と報じたのである。
とはいえ、前述の通り歴代最高となる移籍金額を誇る31歳の売却には、パリSGもそれなりの実入りを期待しており、またネイマール自身も現在手にしている3000万ユーロ(約47億円)以上の年俸を新天地に求める可能性が高いだけに、多くのクラブにとっては安易に手が出しづらい“銘柄”と言えるかもしれない。
ネイマールの希望はバルサ復帰だが、このクラブには、仮にパリSG行きが確実とされるウスマンヌ・デンベレの移籍金が入ったとしても、選手に巨額の給与を支払う余裕はない。そして、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』によれば、シャビ監督はネイマールの復帰を望んでいないという。指揮官は、かつての戦友であるネイマールの良さを評価してはいるものの、彼がクラブにとっての不安定要素になることを懸念しているのだ。
2017年夏に、今なお史上最高額である2億2200万ユーロ(約349億円)の移籍金でバルセロナから加入したブラジル代表FWは、同時加入のキリアン・エムバペ、そして2021年に加わったリオネル・メッシとともに前線のトリオ「MNM」を組んで大いに注目されたが、最大の目標であるチャンピオンズリーグ(CL)制覇は叶わず、今夏にメッシは契約満了を受けてアメリカに去り、来夏のレアル・マドリー入団を望むエムバペはクラブと冷戦状態。チームとの合流を禁じられている。
フランスのラジオ局『RMC SPORT』は「MNMがひと夏で“蒸発”」と表現したが、ネイマールについてはパリSG側が不可欠な戦力とは考えておらず、昨季から放出の可能性を探っているといわれていた。そして『L’EQUIPE』紙は8月7日付の記事で、「このブラジル人選手は日曜日にパリSGのナセル・アル=ケライフィ会長と会談し、バルセロナ移籍の意向を伝えた」と報じたのである。
とはいえ、前述の通り歴代最高となる移籍金額を誇る31歳の売却には、パリSGもそれなりの実入りを期待しており、またネイマール自身も現在手にしている3000万ユーロ(約47億円)以上の年俸を新天地に求める可能性が高いだけに、多くのクラブにとっては安易に手が出しづらい“銘柄”と言えるかもしれない。
ネイマールの希望はバルサ復帰だが、このクラブには、仮にパリSG行きが確実とされるウスマンヌ・デンベレの移籍金が入ったとしても、選手に巨額の給与を支払う余裕はない。そして、バルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』によれば、シャビ監督はネイマールの復帰を望んでいないという。指揮官は、かつての戦友であるネイマールの良さを評価してはいるものの、彼がクラブにとっての不安定要素になることを懸念しているのだ。