ラ・リーガの開幕戦でレアル・ソシエダは本拠地でジローナと対戦し、１―１で引き分けた。ソシエダの久保建英は先発出場して、開始早々の５分に先制ゴールをマークした。開幕戦でのゴールは昨シーズンに続いて２年連続だ。

【動画】スペイン語の質問に日本で回答する久保

　開始からわずか５分、久保の左足がスタジアムを沸かせた。自陣でパスカットした左SBのアイエン・ムニョスが敵陣まで駆け上がって中央に折り返す。４ー３ー３の右ウイングで出場した久保が、このグラウンダーのクロスをダイレクトで合わせて、ゴールに流し込んだ。

　試合は72分にジローナに得点を許して、１ー１のドローに終わった。試合後、久保はクラブ公式のインタビューに応じたが、これが話題になっている。インタビュアーのスペイン語による質問に、久保が日本語で回答しているのだ。
  　SNSでは、「日本向け？」「え？なんか新鮮」「少し混乱する」「これはありがたい」という日本人ファンのコメントに加えて、「これはなんて言ってるの？」という外国人のコメントもあった。

　以下が、久保が応じたインタビューの内容だ。

――初戦の引き分けをどう感じていますか？

「内容が良かっただけに、結果が１―１の引き分けで終わっててしまったのは非常に悔やまれますね」

――結果に比べてチームの内容は良かったと思います。

「結果に比べて内容が良かったのは確かですけど、結果につながらなかったら、リーグ戦ではあまり意味がない。インターナショナルブレイクまで３試合ありますけど、しっかり勝点３を取れるように、今日からまたいい準備をしていきたいと思います」

――今日のチームの中で良かった部分を教えてください。

「前線からのプレスがはまって、何回もチャンスを作れていたので、このチーム（ジローナ）相手にできたのなら、ほかのチームからならもっと簡単にボールを奪えるのかなと思いました」

構成●THE DIGEST編集部

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