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「優れた才能が違いを生み出した」南野拓実、開幕戦で2ゴールに関与して功労者のひとりに!「夏に良い準備ができたことを示した」

THE DIGEST編集部

2023.08.15

開幕戦勝利に大きく貢献したモナコの南野拓実。(C)Getty Images

 2023-24シーズンのリーグ・アンが開幕し、現地時間の8月13日にモナコはクレルモンを4-2で下して白星スタートを切った。

 敵地での一戦、開始7分で失点を喫したモナコだったが、26分にヴァンデルソンが南野拓実のリターンパスを受けて同点とすると、43分にはユスフ・フォファナのシュートがポストにはね返されたところをウィサム・ベン・ヤーデルが反応良く角度のないところから決めて加点。53分に追いつかれるも、70分、ボックス内でベン・ヤーデルの縦パスを受け、反転して抜け出した南野のリターンが逆サイドに流れると、ヴァンデルソンが追いついて折り返し、ベン・ヤーデルが合わせて自身2点目を挙げた。

 さらにアディショナルタイムにも、エリオット・マタゾの左からのクロスをマグネス・アクリウシェが決めてダメを押したアウェーチームについて、モナコのアディ・ヒュッター監督は、「勝利でスタートするのはいつでも良いものだ。失点の少ないチームから、我々はゴールを奪うことができた。100%満足しているわけではなく、結果とパフォーマンスの違いを理解する必要はあるが、今日はモナコの監督としてのファーストゲーム。この勝利を忘れることはないだろう」と語っている。
 
 南野はこのレッドブル・ザルツブルク時代のボスが初陣を勝利で飾るのに、大きな貢献を果たした。プレシーズンマッチのバイエルン戦でも好パフォーマンスを発揮していた背番号18は、3-4-2-1システムの2列目でスタメン出場し、ボックスの左側でヴァンデルソンからパスを受けると、冷静に折り返してチームの1点目をお膳立て。3点目も前述の通り、上手い抜け出しからベン・ヤーデルのこの日ふたつ目のゴールの起点となった。

 試合後のインタビューで、「とても難しい試合でしたが、勝点3を取りたいと思っていて、それを何とか達成できました。最初の10分は苦戦しましたが、その後はプレスを良くしてペースを変えたことで、それが試合を変えました」と語った南野は、自身のSNSではプレー場面やロッカールームでの写真を公開して勝利の喜びを表わしている。
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南野は10点満点の採点でチーム3番目となる「7」