今年1月にクリスティアーノ・ロナウドを迎え入れたのを皮切りに、今夏、多くのビッグネームを次々に獲得し、サッカー界に一大ムーブメントを起こしているサウジアラビア。その顔ぶれもさることながら、人々の注目をより集めているのは、彼らへの移籍金や年俸に費やした途方もない金額だ。
それは、サッカー選手の長者番付にも大きな変化を及ぼしている。フランスの日刊紙『Le Parisien』ら複数メディアが報じたところによると、2023年のサラリートップ10のうち、実に8選手はサウジに新天地を求めた選手で占められている。
1位は"先駆者"のロナウド(アル・ナスル)で、総額2億ユーロ(約318億円)の年俸は世界を驚かせたが、今オフに彼のレアル・マドリー時代の盟友であり、直近のバロンドール受賞者であるカリム・ベンゼマが、アル・イテハドと同額で契約。番付のトップタイに躍り出た。
3位には、バルセロナかプレミアリーグ行きかで注目されていたところで、急転直下の中東行きを決断したネイマール(アル・ヒラル)と、こちらも驚きの移籍となったアル・イテハドのエヌゴロ・カンテ。この後にも、サディオ・マネ(アル・ナスル)、ジョーダン・ヘンダーソン(アル・エティファク)、リヤド・マフレズ(アル・アハリ)、カリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル)と、長者番付では新鮮な面々が並んでいる。
6位につけたリオネル・メッシは番付の常連ではあるが、MLSのインテル・マイアミに移籍したことで、欧州のクラブに所属するのは、こちらもサウジのクラブからアプローチを受けた事実が明らかになっているキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)だけという、かつてない事象が生まれることとなった。
◇2023年のサッカー選手長者番付
1位:クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル) 約318億円(2億ユーロ)
1位:カリム・ベンゼマ(アル・イテハド)
3位:ネイマール(アル・ヒラル) 約159億円(1億ユーロ)
3位:エヌゴロ・カンテ(アル・イテハド)
5位:キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン) 約111億円(7000万ユーロ)
6位:リオネル・メッシ(インテル・マイアミ) 約72億円(4500万ユーロ)
7位:サディオ・マネ(アル・ナスル) 約64億円(4000万ユーロ)
7位:ジョーダン・ヘンダーソン(アル・エティファク)
9位:リヤド・マフレズ(アル・アハリ) 約56億円(3500万ユーロ)
10位:カリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル) 約48億円(3000万ユーロ)
下記は、昨年10月にアメリカの大手ビジネス誌『Forbes』が発表した当時の長者番付だが、最新のものと比較すると、6選手が入れ替わっており、まさにサウジ・マネーの移籍市場におけるパワーと勢いの凄まじさが、ここからも窺い知れる。1990年代前半のJリーグ初期、2010年代の中国スーパーリーグにも、大物選手の大移動という現象は起こったが、今回は桁違いのものだと言えよう。
◇2022年のサッカー選手長者番付
1位:キリアン・エムバペ(パリSG) 約187億円(1億2800万ドル)
2位:リオネル・メッシ(パリSG) 約175億円(1億2000万ドル)
3位:クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド) 約146億円(1億ドル)
4位:ネイマール(パリSG) 約127億円(8700万ドル)
5位:モハメド・サラー(リバプール) 約77億円(5300万ドル)
6位:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) 約57億円(3900万ドル)
7位:ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ) 約51億円(3500万ドル)
8位:エデン・アザール(レアル・マドリー) 約45億円(3100万ドル)
9位:アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸) 約44億円(3000万ドル)
10位:ケビン・デ・ブライネ(マンC) 約42億円(2900万ドル)
構成●THE DIGEST編集部
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それは、サッカー選手の長者番付にも大きな変化を及ぼしている。フランスの日刊紙『Le Parisien』ら複数メディアが報じたところによると、2023年のサラリートップ10のうち、実に8選手はサウジに新天地を求めた選手で占められている。
1位は"先駆者"のロナウド(アル・ナスル)で、総額2億ユーロ(約318億円)の年俸は世界を驚かせたが、今オフに彼のレアル・マドリー時代の盟友であり、直近のバロンドール受賞者であるカリム・ベンゼマが、アル・イテハドと同額で契約。番付のトップタイに躍り出た。
3位には、バルセロナかプレミアリーグ行きかで注目されていたところで、急転直下の中東行きを決断したネイマール(アル・ヒラル)と、こちらも驚きの移籍となったアル・イテハドのエヌゴロ・カンテ。この後にも、サディオ・マネ(アル・ナスル)、ジョーダン・ヘンダーソン(アル・エティファク)、リヤド・マフレズ(アル・アハリ)、カリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル)と、長者番付では新鮮な面々が並んでいる。
6位につけたリオネル・メッシは番付の常連ではあるが、MLSのインテル・マイアミに移籍したことで、欧州のクラブに所属するのは、こちらもサウジのクラブからアプローチを受けた事実が明らかになっているキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)だけという、かつてない事象が生まれることとなった。
◇2023年のサッカー選手長者番付
1位:クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル) 約318億円(2億ユーロ)
1位:カリム・ベンゼマ(アル・イテハド)
3位:ネイマール(アル・ヒラル) 約159億円(1億ユーロ)
3位:エヌゴロ・カンテ(アル・イテハド)
5位:キリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン) 約111億円(7000万ユーロ)
6位:リオネル・メッシ(インテル・マイアミ) 約72億円(4500万ユーロ)
7位:サディオ・マネ(アル・ナスル) 約64億円(4000万ユーロ)
7位:ジョーダン・ヘンダーソン(アル・エティファク)
9位:リヤド・マフレズ(アル・アハリ) 約56億円(3500万ユーロ)
10位:カリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル) 約48億円(3000万ユーロ)
下記は、昨年10月にアメリカの大手ビジネス誌『Forbes』が発表した当時の長者番付だが、最新のものと比較すると、6選手が入れ替わっており、まさにサウジ・マネーの移籍市場におけるパワーと勢いの凄まじさが、ここからも窺い知れる。1990年代前半のJリーグ初期、2010年代の中国スーパーリーグにも、大物選手の大移動という現象は起こったが、今回は桁違いのものだと言えよう。
◇2022年のサッカー選手長者番付
1位:キリアン・エムバペ(パリSG) 約187億円(1億2800万ドル)
2位:リオネル・メッシ(パリSG) 約175億円(1億2000万ドル)
3位:クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド) 約146億円(1億ドル)
4位:ネイマール(パリSG) 約127億円(8700万ドル)
5位:モハメド・サラー(リバプール) 約77億円(5300万ドル)
6位:アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) 約57億円(3900万ドル)
7位:ロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ) 約51億円(3500万ドル)
8位:エデン・アザール(レアル・マドリー) 約45億円(3100万ドル)
9位:アンドレス・イニエスタ(ヴィッセル神戸) 約44億円(3000万ドル)
10位:ケビン・デ・ブライネ(マンC) 約42億円(2900万ドル)
構成●THE DIGEST編集部
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