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海外サッカー

ケインが臨む「30歳でのブンデスリーガ初挑戦」に対する各メディアの見通しは!? “大成功例”キーガンの足跡を辿ることができるか

THE DIGEST編集部

2023.08.17

バイエルンで「チームタイトル」の初獲得をめざすケイン。(C)Getty Images

バイエルンで「チームタイトル」の初獲得をめざすケイン。(C)Getty Images

 イングランド代表のエースでキャプテンも務めるハリー・ケインが、2009年のプロデビュー時からプレーしてきたトッテナムを離れ、ドイツの名門バイエルンと4年契約を締結。すでに現地時間8月12日に行なわれたドイツ・スーパーカップのRBライプツィヒ戦で新天地デビューを飾っている。

 翌日に行なわれた入団会見で、クラブ間合意から、ミュンヘンでのメディカルチェック、そして即試合出場と、目まぐるしく動いた48時間を振り返って、「自分にとって初めての移籍だ(レンタル移籍は4度経験あり)。色々あったが、この場にいられることが、とにかく嬉しい」と語った。

「一度もイングランド以外の国やリーグを経験せずにキャリアを終えたくはなかった」と、国外移籍への願望があったことを認め、その中でバイエルンを選んだ理由を「チャンピオンズリーグ(CL)で優勝するチャンスを得るため。最高のレベルでプレーすること、タイトル争いをすることを、このクラブは可能にしてくれる」と明かしている。
 
 奇しくも今季のCL決勝が自身の故郷であるロンドンのウェンブリー・スタジアムで開催されることについて訊かれると、「自分の街が会場であることは良いことだと思う。決勝までの道のりは長いが、バイエルンの一員としてそこに辿り着けたら嬉しい」と、まだキャリアにおいて獲得経験がないチームタイトルへの意欲と意気込みを示した。

 いきなりのデビュー戦となったスーパーカップに0-3で敗れたことで、新たな挑戦は黒星スタートとなってしまったが、背番号9が照準を定めているのは、8月18日に他の試合に先駆けて行なわれるブレーメンとのブンデスリーガ開幕戦(アウェー)である。彼は「リーガには幾つも良いチームがあるので、可能な限り早く適応したい」と語っている。
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