元日本代表FWの森本貴幸がイタリア・セリエD(4部)のアクラガスに移籍した。森本は2006年の夏、18歳で東京ヴェルディから当時セリエAのカターニャへ移籍すると、2006~11、12シーズンの5年半で公式戦通算98試合・20得点の成績を残している(11ー12シーズンは同じくセリエAのノバーラで19試合・4得点)。
【動画】イタリア語を流暢に話す森本のインタビュー!
13年1月にUAEのアル・ナスルに移籍し、13~20年にはジェフユナイテッド千葉、川崎フロンターレ、アビスパ福岡でプレー。その後は、ギリシャのAEPコザニ、パラグアイのスポルティボ・ルケーニョ、台湾の台中Futuroに所属していた。
23年8月18日に、カターニャと同じシチリア島のアグリジェントを本拠地とするアクラガスへの移籍が決定した。アクラガスはエチェレンツァ(5部)からセリエDに昇格したばかりのクラブで、森本は13年1月以来、およそ10年半ぶりにイタリア・シチリア島に舞い戻った。そんな森本が、アクラガスの公式SNSでインタビューに応じた。
――アグリジェントへようこそ。いまの気持ちを聞かせて下さい。
森本:カターニャの空港に着いた時、自分の家に戻ってきたような感覚でした。このクラブに来ることができて、とても幸せに思います。素晴らしい出来事ですね。
――なぜ、アクラガスを選んだのですか?
森本:ニコラス・スポッリ(元カターニア所属、現在はスカウト兼マーケットオペレーターとして契約に協力)と話をしたら、アクラガスを紹介してくれました。わたしはすぐにOKと返事をして、アクラガスの選手になることができました。
――フィジカルコンディションはどうですか?
森本:とてもいいですよ。
――アクラガスの一員として戦う準備はできている?
森本:できています。
――アクラガスでは旧友と再会しました。カターニャ時代のチームメイト、クリスティアン・ジャマです。あなたにとって大きな意味がありますか?
森本:そうですね。間違いありません。クリスティアン・ジャマとはカターニャで一緒にプレーしましたし、助監督のサムエレ・コスタンツォもカターニャのチームメイトでした。再会できてうれしいですし、また一緒に仕事ができるのは喜ばしいですね。
――カターニャ時代の最高の思い出は?
森本:セリエAデビュー戦でアタランタ相手に決めた初ゴールですね。
――カターニャはあなたにとってどんなクラブですか?
森本:カターニャは偉大なチームで、わたしにとって心のチームです。
――カターニャのファンはどうでしたか?
森本:情熱的で感情的で、いつもわたしを助けてくれました。とてもいい思い出です。
――アクラガスでの目標は?
森本:最初の目標はチームのセリエD残留です。そのために全力を尽くしたいと思っています。ファンには私やチームメイト、コーチ陣をサポートしてもらいたいですね。
――前にイタリアにいた時、いくつかニックネームがありましたよね。その中で覚えているものはありますか?
森本:カターニャの人たちからは、“マレモート”(伊語で津波)と呼ばれていました。
――背番号は10?(練習着の番号が10だった)
森本:いや、これはトレーニングシャツですから(笑)。
――このチームに何をもたらすことができますか?
森本:セリエDとはいえ、簡単にプレーできるとは思っていません。試合ごとにきちんと準備をして、いつもいいプレーしたいと思っています。
――日本代表のFWには、森本のような優秀なアタッカーがたくさんいますか?
森本:私よりも素晴らしい選手がたくさんいますよ。
――アクラガスのファンにメッセージをお願いします。
森本:チャオ、モリモトです。初めまして。私のことは“タカ”と呼んでください。チームには、わたしの全力を注ぎたいと思っています。私やチームはみなさんの後押しを必要としています。グラッツィエ(ありがとう)。
セリエDは16~20チームからなる9つのグループ(A~I)に分け、それぞれリーグ戦を行なうレギュレーション。グループは地理的基準で振り分けられ、アクラガスはグループIに組み込まれている。2023ー24シーズンのセリエDは、9月10日に開幕する予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
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13年1月にUAEのアル・ナスルに移籍し、13~20年にはジェフユナイテッド千葉、川崎フロンターレ、アビスパ福岡でプレー。その後は、ギリシャのAEPコザニ、パラグアイのスポルティボ・ルケーニョ、台湾の台中Futuroに所属していた。
23年8月18日に、カターニャと同じシチリア島のアグリジェントを本拠地とするアクラガスへの移籍が決定した。アクラガスはエチェレンツァ(5部)からセリエDに昇格したばかりのクラブで、森本は13年1月以来、およそ10年半ぶりにイタリア・シチリア島に舞い戻った。そんな森本が、アクラガスの公式SNSでインタビューに応じた。
――アグリジェントへようこそ。いまの気持ちを聞かせて下さい。
森本:カターニャの空港に着いた時、自分の家に戻ってきたような感覚でした。このクラブに来ることができて、とても幸せに思います。素晴らしい出来事ですね。
――なぜ、アクラガスを選んだのですか?
森本:ニコラス・スポッリ(元カターニア所属、現在はスカウト兼マーケットオペレーターとして契約に協力)と話をしたら、アクラガスを紹介してくれました。わたしはすぐにOKと返事をして、アクラガスの選手になることができました。
――フィジカルコンディションはどうですか?
森本:とてもいいですよ。
――アクラガスの一員として戦う準備はできている?
森本:できています。
――アクラガスでは旧友と再会しました。カターニャ時代のチームメイト、クリスティアン・ジャマです。あなたにとって大きな意味がありますか?
森本:そうですね。間違いありません。クリスティアン・ジャマとはカターニャで一緒にプレーしましたし、助監督のサムエレ・コスタンツォもカターニャのチームメイトでした。再会できてうれしいですし、また一緒に仕事ができるのは喜ばしいですね。
――カターニャ時代の最高の思い出は?
森本:セリエAデビュー戦でアタランタ相手に決めた初ゴールですね。
――カターニャはあなたにとってどんなクラブですか?
森本:カターニャは偉大なチームで、わたしにとって心のチームです。
――カターニャのファンはどうでしたか?
森本:情熱的で感情的で、いつもわたしを助けてくれました。とてもいい思い出です。
――アクラガスでの目標は?
森本:最初の目標はチームのセリエD残留です。そのために全力を尽くしたいと思っています。ファンには私やチームメイト、コーチ陣をサポートしてもらいたいですね。
――前にイタリアにいた時、いくつかニックネームがありましたよね。その中で覚えているものはありますか?
森本:カターニャの人たちからは、“マレモート”(伊語で津波)と呼ばれていました。
――背番号は10?(練習着の番号が10だった)
森本:いや、これはトレーニングシャツですから(笑)。
――このチームに何をもたらすことができますか?
森本:セリエDとはいえ、簡単にプレーできるとは思っていません。試合ごとにきちんと準備をして、いつもいいプレーしたいと思っています。
――日本代表のFWには、森本のような優秀なアタッカーがたくさんいますか?
森本:私よりも素晴らしい選手がたくさんいますよ。
――アクラガスのファンにメッセージをお願いします。
森本:チャオ、モリモトです。初めまして。私のことは“タカ”と呼んでください。チームには、わたしの全力を注ぎたいと思っています。私やチームはみなさんの後押しを必要としています。グラッツィエ(ありがとう)。
セリエDは16~20チームからなる9つのグループ(A~I)に分け、それぞれリーグ戦を行なうレギュレーション。グループは地理的基準で振り分けられ、アクラガスはグループIに組み込まれている。2023ー24シーズンのセリエDは、9月10日に開幕する予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
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