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海外サッカー

「キス騒動」のスペイン・サッカー連盟会長がついに辞任!「私が会長職に戻れないのは明らかだ」

THE DIGEST編集部

2023.09.11

スペイン・サッカー連盟のルビアレス会長がついに辞任を表明!(C)Getty Images

スペイン・サッカー連盟のルビアレス会長がついに辞任を表明!(C)Getty Images

 スペイン・サッカー連盟(RFEF)は現地時間9月10日、同連盟のルイス・ルビアレス会長が辞任したと発表した。

 ルビアレス会長は、スペインが優勝したサッカー女子ワールドカップの表彰式で、ジェニファー・エルモソ選手の顔を両手で挟むようにつかみ、唇にキスをした行為が、批判の的となっていた。

 その後、FIFAから暫定的に90日間の職務停止処分を受け、エルモソ選手からも「キスに同意はなかった」として告訴されるなど騒動は拡大。スペインの検察も9月8日、性的暴行などの罪でルビアレス会長を訴追していた。
 
 自身への批判を「偽りのフェミニズム」と表現するなど反省の色を見せず、辞任を頑なに拒否してきた同会長は10日、最初はイギリス人ジャーナリストのピアーズ・モーガン氏とのインタビューで、そして数分後には自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ペドロ・ロシャ会長代行に辞任を伝えた。私が会長職に戻れないのは明らかだ」と辞意を表明した。

 RFEFは「ルビアレス会長の辞任を確認した。彼は兼務していたUEFA副会長の職も辞任する」と公式サイトで発表。同連盟は今後理事会を開き、後任選びの選挙を実施する。

 ルビアレス会長を支持してきたスペイン女子代表のホルヘ・ビルダ監督は、すでに解任され、アシスタントコーチを務めていたモントセラート・トメ氏が新監督に就任。そして現在はビルダと同様、RFEFの総会でルビアレス会長が「辞任はしない」と表明した際に拍手を送った男子代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督にも、批判が集中しているという。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】スペイン・サッカー連盟会長、辞任の要因となった「キス

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