ASモナコ２シーズン目で、開幕からゴール、アシストを記録するなど高いパフォーマンスを披露している南野拓実が、リーグ・アン月間最優秀選手賞にノミネートされた。８月に行なわれたリーグ戦の３試合で、３得点・２アシストと結果を残したことが評価された。
  　今季、南野は開幕節でのクレルモン戦での同点アシストを記録し、続くストラスブール戦では２ゴール・１アシストとチーム全得点に絡み、今季のホーム初戦白星の立役者となった。さらに３節のナント戦でもゴールを決めるという、快心のスタートを切っている。

　８月の月間最優秀選手賞の南野以外の候補では、パリ・サンジェルマンのMFマヌエル・ウガルテと、モンペリエのFWムサ・アル＝ターマリが候補に選出。この３選手の中から、UNFP（全国プロサッカー選手連合）ウェブサイトからの投票により選ばれることとなる。

　そして、これを受けASモナコ公式サイトが現地時間９月14日、南野への投票の呼びかけるメッセージを掲載。同メディアは「リーグ戦で３ゴール・２アシストを記録し、最も決定力のある選手であるASモナコの日本人MFは８月のUNFPトロフィーの候補にふさわしい」と主張しており、「ぜひ、ミナミノに投票を!!」と綴っている。

　また、ここまでの南野の活躍についても「リーグ戦が始まって以来、彼は文字通り変貌を遂げている」と称えており「この日本人ストライカーは、最高のプレーでASモナコの首位浮上に貢献した」と絶賛。さらに「１か月で３ゴール・２アシストを記録したタキは、まさにリーグ・アンで最も決定的な選手だった」と振り返り、「モナコの18番が、パリのマヌエル・ウガルテ、モンペリエのムサ・アル＝ターマリと並んで、８月の月間最優秀選手賞にノミネートされているのは、驚くことではない」と賛辞を並べている。

　その上で、同メディアは「したがって、彼が２人の大きな競争相手を破ってこの賞を獲得し、昨年１月に受賞したウィサム・ベン・イェデルの後継者となるのを見たいのであれば、今こそUNFPのウェブサイトで彼に投票する時です。投票は日曜日の夕方には締め切られますので、お早めに。私たちはあなたを頼りにしています！」とサポーターへ投票を懇願するメッセージを記している。

　現在４節までを消化し、モナコは負けなしであり、リーグ唯一、勝点を二桁に乗せるなど好調をキープ。公式サイトでもチームの雰囲気を映し出すような内容で、投票への呼びかけが行なわれている。その結果とともに勢いを掴みつつある南野には、さらに視線が注がれることとなるだろう。

構成●THE DIGEST編集部
【動画】開幕３G３A！ 快進撃を見せる南野拓実、序盤４試合のプレー集

【動画】ドイツ戦に続き攻撃力が爆発！ 森保ジャパン、トルコを４発で撃破!!

【関連記事】ドイツ代表、歴史的惨敗でフリック監督は不名誉な「同国代表史上初の途中解任」の指揮官に…ミュラーは「我々は思っているほど強くない」と自己批判